中国ツアー記(1)

今回の中国ツアーは当初の予定から少し変更になり、行った場所は、北京→瀋陽→成都→漳州→上海の5都市でした。日本からの移動日などを入れると12日間の旅。各都市ともすごく暑かったですが、それよりも熱く迎え入れていただいて、すごく思い出深いツアーとなりました。今回は、やっと観光にも時間がとれたので、さらに楽しかった~! 招聘元の黄家偉氏と奥さまに感謝です! 多謝!

Beijing Venue7月9日は北京への移動日。僕は、岸部くんとプー横丁のプーさんと一緒に修学旅行的な気分で向かいました。この日は、中国初の『インターナショナル・フィンガースタイル・ギターフェスティバル』に出演するアーティストが続々現地入りする。メンバーは、ドン・ロス(カナダ)、ピーター・フィンガー(ドイツ)、ダグ・スミス(アメリカ)、ロジャー・ウォング(マレーシア)、チョン・スンハ(韓国)、フアン・チアウェイ(台湾)、そして日本からは僕と岸部眞明、城直樹、田中彬博の面々。ロジャー以外とは何回も会っているメンバーだったので、すごく気楽な感じでしたし、楽屋はジョークが飛び交い終始明るい雰囲気。ただ、アジア圏以外から来たギタリストは時差ボケがキツかったらしく、ちょっと可哀相な感じでした。そらそうやなぁ、たしか16時間ほど差があるんやから・・・

contest10日はフェス本番。その前、午前中に会場の北京大学の小ホールのほうでギターコンテストがあり、審査員として参加してきました。この日は中国以外からの参加者もあり、演奏曲はオリジナル限定。全体的なレベルは想像以上! けっこう全員うまかったし、リラックスしていて緊張感がひしひしと伝わってくるという感じでもなかった。優勝した人は台湾の人でしたが、審査員のうち二人が満点をつけるという高評価でした。 

そして午後からは怒涛のライヴ! 僕は夜の部の前半に出演し、6曲演奏してきました。カバー曲の「やさしいキスをして」(ドリカム)を知ってる人たちもいて、気分よく終了。ホテルで打ち上げの頃にはけっこう遅くなっていて、ほんまに長~い一日でした。でも楽しかった! 

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