ご来場ありがとうございました!

昨日の「スタジオ・エム」(愛知県・江南市)でのライヴにご来場くださった皆さま、ありがとうございました! お陰さまで、熱いひと時を過ごすことができました。聞くところによると、選挙関係で、役所にお勤めの10名様がキャンセルせざるをえなかったということでしたが、それでも、会場は熱気ムンムン(ということにしておいてください〔笑〕)で、大いに盛り上がりました。僕としては、新カバー曲(This Masquarade, Rock With you, Pink Panther Theme, Isn’t She Lovely, めぐり逢い)を初お披露目したので、若干、緊張気味でしたが、大きな“ケガ”もなく無事に終了しました。よかった~(笑)。

「スタジオ・エム」へは初めてお邪魔したのですが、スタッフの皆さまに温かく迎え入れていただきました。また、M氏と色々とお話させていただいたのですが、お互いに職人気質というところに共通点を見出し(もちろん“ギター愛”も)、実のある時間を共にすることができました。打ち上げも楽しかった~。

Big lunch I had near the venue yesterday. Look at the size of the miso soup (pork/veggies) on the right. It’s huge…the muddy color of the soup might not stimulate your appetite but it actually tastes good!!!さて、今日の画像は、お昼に会場近くで食べた「豚汁定食」。ラーメンの鉢くらいの大きさのすごいボリューム!さすが、名古屋近郊ということで、味は八丁味噌ベース。けっこう濃厚な豚汁でしたが、でも、あとを引くんですよねぇ、この味は。ちょこっと付いてた味噌カツもうまかったぁ。これで、たしか、630円くらいじゃなかったかなぁ・・・と、うろ覚えなのは、M氏におごってもらったからです。ご馳走さまでした~! 

必要な作業

Checking my live peformance on PC…an effective way to improve my playing!ここのところ、できるだけライヴ演奏をビデオに録画してもらって、自分でチェックするようにしているんですが、これが結構ツライいんです(笑)。というのは、粗ばっかり目立って、良いところが(自分で言うのも何ですが)見えにくいんです。それに、見れば見るほどこっちのチェックも細かくなるし・・・でも、この作業は大切なんですよね。なぜなら、自分のことを、唯一、第三者的に見れる方法ですし、そこには、良くも悪くも“真実”があるわけですから。“真実”がツライのは世の常ってか~(笑)。

でも、↓明日は楽しく、そして明るく行きますよ~。新カバー曲もやるよっ!

 8月30日(日):スタジオ エム(愛知県江南市)

  • チケット:3,500円
  • 開場:14:30 開演:15:00
  • ご予約・お問合せ先:(0587)53-6416 (又は、ご来店での受付)
  • ホームページ:www.studio-m.net

お待ちしてます!

「個性」のはなし

最近、ユーチューブなど、ネットで様々なミュージシャンの動画を見る機会が増えたのですが、それにともなって、「個性」について考えるようにもなりました。ちょっと気になったので、まず、広辞苑で意味を調べてみたら、

  • 個人に具わり、他の人とはちがう、その個人にしかない性格・性質

となっていました。キーワードは、「他人とちがう」と「その個人にしかない」ですね。ということは、仮に、僕のギター音楽が「個性的」と評価されたなら、それは、かなりのほめ言葉ということになりますよね。逆に、「誰々に似てる」とか、「誰々みたい」と言われたなら、それは、あまり喜ぶべきことではないかもしれません。

どんなミュージシャンでも、強く影響を受けてきたアーティストが存在するわけですが、そんな“他人の個性”(借り物)が“自分の個性”(自分だけの持ち物)に変わる瞬間っていつなんだろうとか、ちょっと哲学的になったりもしますねぇ。でも、せっかく世界に一人しかいない自分なわけですから、とことん自分が思うままの道を行きたいですよね!

Shinsekai - the funkiest part of Osaka. Literal translation of Shinsekai is “New World”….さて、今日の画像は、大阪の新世界(天王寺)へロケハンに行ったときのものです。ロケハンといっても大げさなものではなく、海外から来てくれるギタリストをどこへ連れていけば喜んでくれるのかとか思いつつ、候補地をひとりで様子を見に行ったときのものです。めっちゃ個性的やないですかっ! 僕も、これくらいコテコテにならなあかんかな~(笑)。

自然と涙が・・・

久しぶりに、曲を聴きながらグッときました。モノは、次のカバー曲集CD(予定)の候補として紹介してもらった『めぐり逢い』(♪Comme Au Premier Jour)。恥ずかしながら、僕はこの曲の存在を知りませんでした。ので、最初は「ほんまにええ曲なんかなぁ」と半信半疑で耳を傾け始めたのですが、限りなく優しく、そして、切ないピアノと弦楽器の音色に自然と泣けてきました・・・久しぶりに、心の奥深いところに届いた感じです。

その後、すぐにギターを手にして、感情のおもむくままアレンジを始めました。この手の曲には小細工は入らないんですよね。メロディーが自然と「こう行きなさい」と導いてくれた気がして、ものの一時間程度で完成しました。

さて、僕のギターの音魂は、同じように皆さんに届くでしょうか・・・

ご褒美に・・・

前から欲しかった電波時計を買っちゃいました~。思えば、べつに毎晩飲み歩くわけでもなく、これと言って、とくに贅沢をしたという思い出もない僕なんですが、今回は思い切ってプチ贅沢をしてみました。と言っても、何十万円もする高価なものではないんですが、電波時計の「常に確かな時を刻む」というところにヤラレましたねぇ(笑)。そう、完璧性気味の僕の性格にピッタリなんです! ちょこっとネットで調べてみたら、Atomic Clock(原子時計)とかいう「1,000年に誤差1秒」くらいの正確なものの電波を受信するらしいです・・・まぁ、よく分りませんが。

箱から出して光にあたったとたん、時計の針がグルグルと回り出した時は感動ものでした。一瞬、「このまま回り続けたらおもろいやろなぁ」とかアホなことを考えたりしましたが、ピタッと正確な時間で止まったのでひと安心(笑)。あたりまえかぁ・・・。

よし、これからも自分にご褒美を上げられるような仕事をやっていかんとなぁ、と思った次第・・・ライヴ後のビール以外の(笑)。

頑張ってますよう~

ちょっとご無沙汰しておりましたが、皆さん、お元気ですか? 僕は、お盆返上でカバー曲のアレンジに明け暮れておりました。久しぶりに、オーストラリアでの“修行時代”に戻った感じでしたが、「一日一曲」を自分に課して頑張ってみました。べつに、緊急を要するとかの理由ではなく、またまたハマってしまったんですぅ(笑)。良いのか悪いのか、やりだしたら止まらない性格は相変わらずのようです! 

そうそう、リクエスト、ありがとうございました!一応、全曲、検討(+トライ)してみましたが、僕のレーダーに引っかかったのは♪Pink Pantherでした。アレンジする場合、「ピ~ンとくる」感覚というのは、すごく大切なんですよね。つまり、自分の感覚がスムースにギターへ乗り移るかどうか。ので、僕の場合、逆にピ~ンとこなかったら(たとえ名曲でも)、決して無理はしません。なぜなら、これは自然の流れに反することですし、「無理」をするというのは、文字通り「無理な感覚」のほうが勝るように感じるからです。あくまでも、自然にアレンジへと誘ってくれる曲(ピ~ンとくる曲)のほうが自然な形で編曲できるんですよね。言い訳っぽいですが(笑)。

様々な曲をアレンジしながら思いましたが、まだまだ勉強することは多い(!)ということ。他人の曲ということで、自分の発想圏外のものばかりで当然なのでしょうが、とにかく感心しきりです。また、もともとギターの曲ではないところもミソかもしれませんね。

いよいよ、House of Hits 2の実現に向かっていきそうな雲行きです・・・

次のライヴのお知らせ

次のライヴのお知らせです。ぜひ、ご来場くださいね! ソロでたっぷりとお届けいたします。いつもより時間設定が早めになっていますので、ご留意ねがいます。

8月30日(日):スタジオ エム(愛知県江南市)

  • チケット:3,500円
  • 開場:14:30 開演:15:00
  • ご予約・お問合せ先:(0587)53-6416 (又は、ご来店での受付)
  • ホームページ:www.studio-m.net

お待ちしております!

***

〔追記〕8/17

10月18日(日):ジャカランダ(西明石)

でのソロライヴが決定しております。詳細は、近いうちに「concerts」ページにアップされる予定です。

プリアンプのはなし―DI Plus Pre-Amp(Ultrasound)

はずかしい話ですが、以前、エレキ・ギターを弾いている頃、「メインのアンプを使ってるのに、なんで、その前にもうひとつのアンプ(プリアンプ)が必要なんだろう」と、ずっと不思議に思っていました。が、その“不思議なアンプ”を使っているギタリストの音は、格段によかったことを覚えています。じっさい、あるベース・プレーヤーに、プリアンプあり、プリアンプなしの両方を目の前で試してもらったのですが、やっぱり、あるほうが音の太さ・安定感など、明らかに違っていました。

で、同じことがアコースティック・ギターにも言えます。最近は、オンボード・タイプ(ギターに埋め込んだ小さなプリ・アンプ)のものもよくなりつつありますが、でも、れっきとしたプリアンプには勝てません。分りやすく言うと、つなぐだけで全体の音が太くなるし(低音が増えるという意味ではなく)、単純に良くなるんですよね。加えて、適正なゲイン/アウト・プットの音量など、音質とともに自分で調整できます。

The DI Plus Pre-Amp by Ultrasound Amplifiers. It’s a GREAT preamp, solidly built and VERY reliable. It would be more convenient if it had a mute switch…but I’m quite happy with the current model as it is!!!そこで、今日ご紹介する機種は、先月のツアーで使った『DI Plus Pre-Amp』(Ultrasound)です。これが、いいんです! 大きさも丁度いいですし、作りはかなり頑丈。ほんまに、しっかりしてます。肝心の音もクリーンで、ノイズも少ないです。画像は1チャンネル・タイプですが、『DI MAX』という2チャンネル仕様も出ていますので、用途に応じて選べますよね。EQは、高音・低音の2バンドですが、かと言って、別に中音域が抜けているという印象は全くありません。フィードバック対策もバッチリです。あえて、足らないところを言うとすれば、ミュート・スイッチがないところですかねぇ。でも、これは、別にフットスイッチを買って、音のon/off用に使えば済むことかもしれません。

電源は、アダプター(別売)と9V電池の両方OKです。DI Plusのほうは、ジャックを差し込んだ時点でONですが、DI MAXのほうには電池用だけのON/OFFスイッチがついています。僕としては、電池駆動はありがたいですね。例えば、フェスティバルとか出演者が多い場合、アダプターとか電源コードのやりくりが大変ですから。ただ、本番までシールドを抜いておくことを忘れると、その分、電池が消耗しますので、この点は気をつけないといけませんね。

上記のプリアンプの詳細など、下記のサイトをご覧くださいませ。

http://www.UltraSoundAmps.com (ウルトラサウンド・製造元)
http://www.acoustic-jp.com/ (中林貿易・日本総輸入/販売元)

今後の予定を少し

7月に終了したピーター・フィンガーとのツアー準備などに集中していて、じつは、9月のブッキングに間に合わなくなってしまったんです。ので、9月は今後の準備もろもろ(作曲・カバー曲アレンジなども)に当てたいと考えています。当初、要望の多かった『とことん、さしでギター教えます!Part 2』(一対一のギター・レッスン)を9月に企画する予定でしたが、ドルフィンさんとのスケジュールがうまく合わず、「年内に」という、ゆるい感じになっております。が、できれば、11月中には実現したいと思っています。「一対一」ですので、一気に多くの方にご参加いただけないですが、その節は、よろしくお願いしますね。

Me and Kanji Ishii sharing the stage for three shows in mid October ‘09. Kanji is a great solo guitarsit (plays both electric/acoustic), a sought-after studio/backup musician as well. Cool guitarist!!!10月は、『“完・勝”ギターライヴ ヒゲとメガネとギター×2』(w/石井完治)シリーズの一宮市(愛知)、東京、横浜編が決定しています。あと、大阪では「ミスったあの日(6/5)にリベンジ・ライヴ!?」と題して、例のミスったカバー曲にリベンジするライヴをやります(笑)。その後、月末から、タイのバンコクで行われるギターフェスへ向かいます。そして、今、そのあとインド・ツアー(10日間程度)の話が舞い込んできているんですよ。インドとフィンガーピッキングがつながりにくいと思いますが、そこにも、ソロギター音楽普及に頑張るアーティストがいるんですよね。そう知ると、僕としては(現地では無名だと思いますが)行くしかないですよね! ましてや、有難いことに声をかけてもらってるし。現時点では、まだ話の段階ですが、決まればドン・ロスなんかも参加する予定ですので、面白くなりそうです。もちろん、本場のカレー(!)も楽しみですねぇ。各ライヴとも、近いうちに詳細がアップされる予定ですので、要チェックです!

あと、気の早い話ですが、「次のCDはカバー曲集で」というアイデアが浮上しております。もうひとつ、「バラード集」という考えもあるのですが、おそらく「カバー曲(10曲?)+オリジナル(3~5曲?)」で落ち着くかと思われます。9月に、じっくりと構想を練りたいと思いますが、かなり選曲で悩みそう~・・・そう、「あれも入れたい、これも入れたい」と。で、もし、僕に弾いて欲しい曲、弾かせたい曲などなどリクエストがあるようでしたら、「コメント」のほうへ書き込んでいただけませんか?参考にさせていただきますので。よろしくお願いいたします。

※石井完治さんのホームページ
http://www.ne.jp/asahi/guitar/kanji/

ピック・アップ

My current pickup - Fishman Ellipse Matrix Blend.最近、ちょくちょく「どんな、ピックアップを使っているのですか?」と聞かれますので、今日はその画像をアップしてみました。これは、「フィッシュマン・マトリックス・ブレンド」(アンダーサドル・ピエゾ+コンデンサー・マイク)というもので、6月くらいから使い始めたのですが、今のお気に入り。アルバレズ・ヤイリ・ギターとの相性もよく、いい感じですぅ。

The microphone part of the pickup attached to the onboard blender.以前にもマイク付きのピックアップを使っていたことがあったのですが、その時はフィードバック対策に悩まされ気味で、「なんとかならんかなぁ・・・」という思いが続く日々。でも、あれから各メーカーとも改善してきているようで、その心配はなくなりつつあります。僕の場合、今のモノに変えてからストレスがなくなりましたし、プレーに集中できるようになりました。ノイズが少ないのも利点ですね。音質的には、ピエゾ独特の高音域が上がり気味ですが(その分、クリアー)、手元のプリアンプなどで調整すれば問題ありません。低音域も安定感があります。

一般的に僕らが悩まされるのは、「おいしい音域が危ない」という事実。“危ない”というのは、フィードバックしやすいということ。でも、そこの音域を削ると音が細くなるとか、また違った問題が出てきたり、ひとつ解決すると次の問題につながる、という皮肉なことにもなるんですよね。あと、会場のPAの質とか、会場の大きさ、響きなども関係してきますし。結局、ギターでもピックアップでも、「個人の好み」の問題になりますので、やっぱり、楽器店などで実際に試してみるのが一番――というのが、僕のアドバイスかな。

最後にちょっとした情報を・・・ピーター・フィンガーから聞いた話ですが、今、彼とある会社が共同で6チャンネルのピックアップを開発しているそうです! そう、一弦ずつピックアップが付いているタイプのもの。当然、付随するプリアンプも6チャンネル。これで、各弦とも音量だけではなく、音質もコントロールできることになるのですが、さて、どうなるでしょうか・・・