「個性」のはなし

最近、ユーチューブなど、ネットで様々なミュージシャンの動画を見る機会が増えたのですが、それにともなって、「個性」について考えるようにもなりました。ちょっと気になったので、まず、広辞苑で意味を調べてみたら、

  • 個人に具わり、他の人とはちがう、その個人にしかない性格・性質

となっていました。キーワードは、「他人とちがう」と「その個人にしかない」ですね。ということは、仮に、僕のギター音楽が「個性的」と評価されたなら、それは、かなりのほめ言葉ということになりますよね。逆に、「誰々に似てる」とか、「誰々みたい」と言われたなら、それは、あまり喜ぶべきことではないかもしれません。

どんなミュージシャンでも、強く影響を受けてきたアーティストが存在するわけですが、そんな“他人の個性”(借り物)が“自分の個性”(自分だけの持ち物)に変わる瞬間っていつなんだろうとか、ちょっと哲学的になったりもしますねぇ。でも、せっかく世界に一人しかいない自分なわけですから、とことん自分が思うままの道を行きたいですよね!

Shinsekai - the funkiest part of Osaka. Literal translation of Shinsekai is “New World”….さて、今日の画像は、大阪の新世界(天王寺)へロケハンに行ったときのものです。ロケハンといっても大げさなものではなく、海外から来てくれるギタリストをどこへ連れていけば喜んでくれるのかとか思いつつ、候補地をひとりで様子を見に行ったときのものです。めっちゃ個性的やないですかっ! 僕も、これくらいコテコテにならなあかんかな~(笑)。