スターダスト・カフェ

僕に限らず、数々のギタリストがお世話になった、神戸は鈴蘭台にある『スターダスト・カフェ』が、この度、閉店することになりました。聞くところによると、次の夢へ向かうための発展的解消ということで、祝福すべきことなのでしょうが、やはり、地味なギター音楽の良き理解者、協力者、場所を失うのは寂しいのひと言・・・。 

思えば、このお店は、僕がオーストラリアから戻ってきた当初に、縁があって出演させていただいた場所で、そういう意味でも、すごく思い出に残っているんです。店長のH氏も大のギター好きで、僕らの貴重な味方でした。僕の心残りは、ことあるごとに演奏させていただいたにも関わらず、一度も、お店を満員にできなかったこと。この点は、ほんとうに申し訳なく思っているのですが、有難かったのは、たとえ、どんなに入りが少なくても、一度も文句を言われたことがなかったこと。そして、いつも気分好く演奏できたこと。ほんとうに、感謝の気持ちで一杯です。

最後に、この場所へせっせと足を運んでくださったファンの皆さま、そして、なにより、店長のHさん。ほんとうに、ありがとうございました&お世話になりました! お疲れ様でした! また、どこかでお会いしましょう。

ご自愛くださいね。

次のライヴ!

次は関西圏2本のライヴです。ぜひ、ご来場くださいね!

4月17日(金):ヒポポタマス (大阪・安治川口)
料金:3000円(1ドリンク付)
開場:18:00 開演:19:00
ご予約・お問合せ先:(06) 6461-8236
www.scramble-walker.co.jp/hippo/
※CD発売記念ライヴです!

4月18日(土):RUSH (滋賀・草津)
前売り:3500円 当日:4000円 (1ドリンク付)
開場:17:30 開演:18:00
ご予約・お問合せ先:arakirifox@gmail.com (荒木)
www.sushi-takimoto.jp/rush/

お待ちしております!

ありがたや、ありがたや・・・

今回のツアーも、人の温かさに触れる旅となりました。ツアーの相棒が海外から来ているということもあってか、「それなら、お店の近くにいい所がありますから、ぜひ、見にいきましょう!」とか、「荷物も多いことでしょう。車なら出しますよ。」とか進んで言ってくださる方々にお世話になりました。中には、会社を休んでまで協力してくださった人達もおられたほどです。なんと、ありがたいこと! そして、そんな方々のほとんどが「ギター好き」だというのが、僕にとっては嬉しいこと! あと、間接・直接的に、ブログや各ホームページで告知に協力してくださった方々など。ほんまに、ありがたいこと。おおきに~!

観光面で、今回もいろんな所へ行くことができました・・・心斎橋、道頓堀、大阪城 / 名古屋城 / 秋葉原、巣鴨商店街(おばあちゃんの原宿!) / 民家園(埼玉)、レノン・カフェ / 金閣寺、龍安寺、新京極、寺町筋、錦通り / あとは、移動中の電車の中から見える様々な風景などなど。もちろん、すべて、ボブ夫妻は大満足でした。ただ、桜の開花にちょっと早くて、美しい花が見れなかったことが唯一の心残りかな。でも、これはしょうがないですよね。贅沢を言えば切りがない(笑)。

ということで、今回も様々なところで、様々な人達に助けていただきました。「自分はひとりじゃないんだ!」ということを強く感じさせられる思いでした。僕は、今後も、そんな方々の熱い想いや、ライヴ会場にせっせと足を運んでくださるギター・ファンの皆さまの想いを受け止めつつ、さらなる夢へと向かっていきたいと思います。ので、皆さん、しっかり、ついてきてくださいね!

ツアー、無事終了!

昨夜の京都ライヴで今回のツアーは終了いたしました。各会場にご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました! お陰さまで、相棒のボブも満足の様子でした。ホストの僕としてもホッとしております。ただ、連休を挟んでの日程だったこともあり、ライヴより行楽という方々が多かったみたいで、動員の面でご迷惑をかけた場所があったのが気がかりでした・・・。これも僕のパワー不足かな。でも、お客さまにとっては、あくまでも客席とステージは一対一の感覚ですから、たとえ入りが少なくても、気にはならないんでしょうが、ホストの僕としては、お店に申し訳ないという気持ちで一杯なんですよね・・・。まだまだ道は遠い、ということかな。

・・・そんなことを心にとめながら、やがてライヴが始まり、そして終わるわけですが、少し折れかけた心に火を灯してくれるのが、お客さまからの「すごく良かったです」とか、「すごくいい時間を過ごすことができました」などのコメント。この言葉に今回、何回も救われました、ほんとうに! すべての心配ごとなど、一瞬にして吹き飛んでしまうんですよね。ありがたいひと言です! 冷えたビールより効きます(笑)。そして、次への「頑張ろう」という勢いにもつながるんです。

今回は花粉症と闘いながらのツアーで、演奏中に薬が効きすぎてボーっとした瞬間もありましたが、とにかく、無事に終了できましたし、何より楽しんでいただけたということに、「やっぱり企画してよかった」と、報われた気分でもあります。ありがとうございました!

今回、残念ながら参加できなかった皆さま、ぜひ、次の機会によろしくお願いしますね!

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『100%エレアコを楽しむ本』(シンコー・ミュージック・ムック)発売中!
1500円+税

↑徳武弘文さん、いちむら まさきさんとの巻頭対談が出ています。あと、表紙も面白いよ~。よ~く見ると分かります。「○○をさがせ」的な(笑)。

※↓の数々のコメント、ありがとうございます!

各会場で待ってます!

明日、カナダからボブ・エバンス夫妻が来日いたします。時差ボケ解消を考えての前乗り・・・彼の気合の入れようがよ~く分かります。僕も、もちろん、準備万端、あとはツアーの開始(3/18~25)を待つばかりです。皆さまのご来場をお待ちしておりますよ~。

ツアー中、僕のほうからこのブログへの書き込みはできませんが、ぜひ、メッセージを送ってくださいね。コンピューターがあるところでチェックできますので。「ライヴみたよ~」とか、「ニューCD聴いたよ~」などなど、併せて、お待ちしていますね。

よろしくお願いいたします!

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 ※『アコギで花を咲かせまショー』ツアーのスケジュールなど、↓のほうの書き込み、または「concerts」ページでご確認ねがいますね。

これは、いい番組だ!

先日、放送になったWOWOWの番組『クエスト』ですが、スタッフの方からコピーを送っていただいて、さっそく見ました。僕自身、ギターができる過程を見たことがなかったことや、職人さんのこだわりや考え方を詳しく知らなかったこともあり、すごく勉強になりました。また、ヤイリ・ギターの矢入社長が語られる言葉は深いですし、「ギター愛」にあふれています。なんか、聞きながら反省させられる点もありましたねぇ(笑)。同時に、受け取ったニューギター(Alvarez・Yairi)には、名工・小池健司氏の「魂」が注入されているという事実・・・改めて、心して弾き継いでいかないといけない、とも思いました。いや~、本当にいい番組でした!

今、「・・・でした」と書きましたが、じつは、明日、再放送があるんです。ので、WOWOWを見れる環境にある方は、ぜひ、ご覧くださいね。     

  •  「岐阜発 世界ブランドになった音 ヤイリギター 矢入一男の挑戦」
    再放送:3月14日(土)、9:00~10:00 

ちなみに、来週から始まるツアーでは、この番組でも取り上げられたニューギターを演奏いたします。ぜひ、ご来場ください。よろしくお願いいたします。

気分転換に・・・

そろそろ暖かくなってきたし、プラス、ツアー目前ということもあって、へアーカットに行ってきました。ス~っとしますねぇ、やっぱり! 髪の毛はあり過ぎても、無さ過ぎても困りますが(笑)、散髪は気分転換にはもってこいですね。ただ、僕の場合、すぐに髪の毛が増えていくんですよね。長さというより量が。

あとは、花粉症がなんとかなってくれたら、ばっちりツアーに突入できんねんけどなぁ・・・と書きながら、クシャミ連発ですぅ。たまらん?!

自分の音に勇気づけられる?!

昨夜のWBCの敗戦に気落ちしていたところ、本日、ニューCDが手元に届きました! さっそく聴きなおしてみたのですが、なんと、自分の音楽に勇気づけられる結果となりました(笑)。プチうぬぼれが入って恐縮ですが、ガンガンと迫ってくるものを以前から作りたかったので、「これが自分色だ!」と自信を持って言える感じです、今回は。いや、そう言わせて欲しい! 

もちろん、後知恵で、「あそこはこうした方が良かったかな」とか、「あの曲よりこっちの曲を選ぶべきだったかな」的な思いはありますが、当初のコンセプト通りにできたことに満足しています。つまり、リスナーの皆さまに媚びることなく、とにかく自分のやりたいことを音で表現する、という点・・・でも、この手の作品というのは、まったく一般には受け入れられへんのやろなぁ(笑)。超マニアックやし。

まぁ、この後は、実際にCDを聴いてくださった方やライヴで収録曲を聴かれた皆さまの判断にお任せするとして、今後とも、僕は僕の世界を頑固なくらい追及していくつもりです。しょせん、僕は僕以上でもないですし、僕以下でもないわけですから・・・そう、「ありのまま」がいちばん!

では、来週から始まる『アコギで花を咲かせまショー!』ツアーでお会いしましょう! 皆さまとお目にかかれることを心より楽しみにしています。

ん~、花粉症が・・・

また花粉症の時期に突入しました。僕も毎年のように悩まされているんですよねぇ。今年こそ大丈夫かなぁ、と淡い期待を持っていたのですが、やっぱりクシャミとか目のかゆみ、鼻づまりが出てきました。この中でいちばんツライのは、鼻づまり。寝つきも悪くなるし・・・もう何年苦しんでんのかなぁ。いったい、どないなってんのやろ? でも、鼻のスプレーはできるだけ使わないようにしているんですよね。一時的にはいいんですが、段々と効いてる時間が短くなるし、逆に、症状が悪くなる場合もあるんですよね。いやいや、まいったなぁ、花粉にイジメられるなんて~(笑)。次は、「鼻挿入型マスク」を試してみようかな。

皆さんは大丈夫ですか?

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話は変わって、最近のボブ・エバンスからのメールから判断すると、かなり18日からのツアーを楽しみにしているようです。僕としては、動員とか諸々の心配はあるんですが、ひとりでも多くの方に、しかも近距離で見ていただきたい(!)と切に願っています。

あと、ニューCD(3/14)のほうも、よろしくお願いしますね!

異文化に関するおもしろい本

思えば、この4月で日本に戻ってきてから7年になります。当時(2002年)は、2月に”Ain’t Life Grand”のレコーディングを東京でやって、その後、4月に再度戻って来たのですが、改めて、時の経つスピードには驚かされますねぇ。早いなぁ・・・5年半を過ごしたオーストラリア(メルボルン)ですが、時間の経過とともに、自然と色んな思い出が風化されていき、僕の中では日々遠くなっていく感覚なんですよね。そんな折、当時、現地で懇意にしていただいていた先輩、また友人でもある石原敏郎氏から「本を出版しました!」という嬉しい便りが届きました。タイトルは、

  • つれあいはオランダ系オージー
    ~タコ社長のポジティブな豪州日記~ 
    (ビジネス社刊):1400円(+税)

です。氏の滞豪期間は数十年を超えるのですが、日本、オーストラリア、オランダの異文化(=発想、考え方の違い)の狭間での体験談には耳を傾けるだけの価値があると思います。また、本書は軽いタッチで書かれていますので、「異文化」という重い言葉を意識せずに、本書を通して、擬似的に違う文化を垣間見ることもできます。

僕も読みながら、「あ~、そうそう、その通り!」と、うなずくことが多かったですねぇ。もちろん、海外での経験がない方々にも、おもしろい読み物であることにはかわりありません。著者自身、「まえがき」に次のように記されています。「この国(*オーストラリア)に興味を持っておられる方々、移住や留学、国際結婚を考えておられる方々、退職後の一時期、中長期に住んでみたいと思っておられるような方々にぜひ読んでみてもらいたいと願っている」と。

まずは、↓のブログをチェックしてみてください!
http://plaza.rakuten.co.jp/takoshacho