次のライヴ!

ぜひ、お誘いあわせの上、お越しくださいね。各会場でお待ちしております!

7月31日(土):Live Space CAVALLINO(埼玉・川口市)
前売り:2,500 当日:3,000(ドリンク代別)
開場:18:00 開演:19:00
ご予約・お問合せ先:(048) 258-0603(キャバリーノ)/ 080-4172-0984(ヤマギシ)

8月1日(日):スタジオ・エム(愛知・江南市)
チケット:3,500円
開場:14:30 開演:15:00
ご予約・お問合せ先:(0587) 53-6416 

8月6日(金):Paradise Cafe(横浜・関内)
出演:滝ともはる / 敬愛
ゲスト:住出勝則
チケット:3,000円(ドリンク別)
開場:19:00 開演:20:30~ / 22:00~
お問合せ先:(045)228-1668
http://www.paradisecafe2001.com/

よろしくお願いいたします。

中国ツアー記(10)~最終回~

expo mascot18日はツアー最終日。厦門(アモイ)空港まで車で向かい、そこから空路、上海へ。現地は予想通り、猛烈に暑かった! ホテルへ向かう車中から万博会場が見えたときは、「熱中症で倒れる人がいるんやろなぁ」と心配になったりもしました。チェックイン後、近くのショッピング・センターにある韓国料理のお店で焼肉を食べ、最終公演にそなえる。画像は、万博のマスコット「HAIBAO」くん。けっこう、いたるところで見かけました。やっぱり撮っとかんとな、ということでの一枚。

今夜の会場は「アートセンター」という立派なところ。ライヴハウスではなく、本格的な劇場。その小ホールを使用したのですが、100人強くらいは入っていたようです。チア・ウエイ氏によると、大都会の上海にはエンターテイメントの選択肢が多く、ソロギター系での集客はキツイそうです。と言っても、日本の状況よりは良いのでしょうが。で、ここの画像をアップしようと思ったのですが、なぜか一枚も撮ってなかったんです! 暑かったのと、動き回っていたので、ツイツイ気がいかなかったのかなぁ。残念・・・ただ、ライヴのほうは盛り上がったので、最高のツアーの締めくくりとなりました! 今夜もアンコールはチア・ウエイ氏とのデュエット。

公演後は、昼間に行った場所の別のレストランへ行き、ささやかな打ち上げをしました。長かったようで短かったツアーを振り返りながら祝杯を上げました。中国という巨大な国土、マーケットで「ソロギター音楽」を普及しようと努力しているチア・ウエイ氏には頭が下がる思いです。僕にもその苦労、フラストレーション、ストレスは痛いほど理解できます。経済的にも厳しいのも分ります・・・それに、年齢と共に肉体的にもキツくなってくるし。ただ、お互いに、それらを上回る情熱、希望、夢があるから続いているんだろうな、とも思うんですよね。ギター1本の音楽(あえて「特殊な芸術」と呼びたい!)・・・現在の音楽シーンから隔離されたところにあって、認知度も注目度も低い。でも、中国であれ日本であれ、来てくださるファンの皆さまの“ギター愛”は限りなく深く、そして大きなものがあります。

今回のツアーで出会った人たち、また、お世話になった関係者の人たち。本当にありがとう! 皆さんの愛情をしっかりと胸に刻みながら、また明日から頑張っていきたいと思います。

僕とギターの二人旅は続きます・・・

【完】

中国ツアー記(9)

taxi翌17日は漳州市でのライヴ。成都からは飛行機で厦門(アモイ)空港まで行き、そこから車で一時間ほどの道のり。途中、高速道路の工事で少し遅れたけど、無事にダイヤモンド・ホテルに到着。地理的には台湾がすぐそこという位置のせいか、トロピカルな感じがしましたし、天気的にも中国に来てから初めてスカ~っとした青空が見れました。でも、暑かった~。画像はホテル近辺で見かけた「チャリンコ・タクシー」。正式名は知りませんが、思えばタイにもインドにもあったなぁ、と一瞬よみがえりました。

chia weiランチは、チア・ウエイ氏が気を遣ってくれて和風レストランへ直行。浴衣っぽい着物をきた店員さんが迎えてくれた。そこで、つかの間の日本を感じ、夜のライヴにそなえました。今夜の会場は宿泊先ホテルの4階にあるので、移動がラク。自分の部屋を楽屋代わりに使えるし。画像は、サウンドチェック中のチア・ウエイ氏。バックグラウンドの漢字群が気になるなぁ。スポンサーとかが書いてあるのかな?

huge restaurantで、ライヴのほうですが、けっこうな数の人たちに来ていただけましたし、盛り上がりました。アンコールはチア・ウエイ氏とデュオで演奏。仕切ってくださったウイリアムさんとキティーさんに感謝です! 画像は、打ち上げで行った香港料理のお店。めっちゃ、で・か・い! ひょっとしたら日本の大きなホテルの大宴会場より広いかも。画像では判断しにくいですが、僕の予想では2、000人は入りそうです。その人たちが一気に飲食するわけですから、消費量はすごいんやろなぁ。シュウマイ系がうまかった!

さて、明日はツアー最終日の上海。何が待っているのかな・・・

中国ツアー記(8)

wan-san成都のライヴの主催は、現地では名の知れた王鷹さんの経営する楽器店。関係者とランチの後、そのお店に伺いました。すでに何名かのギターファンの人たちが待っていてくれて、嬉しかったなぁ。全員、夜のライヴに来てくれるメンバーなんですが、中には、なんと17時間もかけて来てくださった親子もおられて感激しました! そして、大歓迎のたれ幕まで。気分的に燃えないわけがない! 

chendu live会場の「M2」にも大きなポスターが。「ん、頑張って告知してくれているんだなぁ」と、またまた感激。クールな感じのお店で、照明も夜のイメージかな、妖しい感じで。ピンクとかパープル系。じつは、この時点で、今夜のライヴで忘れられない出来事が起こるなんて知るよしもなかった・・・。

本番は、このツアーの形となっている、チア・ウエイ氏4曲+僕5曲のセットを二回やったんですが、二部のほうで静かな曲も入れておかないとと思い、One Day In Parisを演奏しました。じつは、そこで“珍事件”が起きたんです。普段ならシ~ンと静まり返るこの曲ですが、途中でザワザワと客席から波のような感覚が伝わってきて、ふと頭を上げると(集中して弾くのでうつむき加減)、なんと手に花火を持った店の人ふたりが出てきて(ビュンビュン火花が出てる!)、ステージの僕を挟むように両サイドに立つではないですか! しかも、その花火をグルングルンと回し始めた~。曲に合わせて! 「あれぇ、ここはどこ? 私は誰? そして、花火のあんたは誰やねん?」と心で細くつぶやいてチラ見してみると、その花火の二人は着ぐるみを着て、頭には大きなウサギのようなかぶりモノをつけてるし~。当然、花火を回しつつ・・・で、僕の心もグルングルンと回転気味。でも、客席のほうはというと、もうヤンヤヤンヤの大喝采! 完全にお祭り気分! と、そこでOne Day In Paris終了・・・曲調とお店と客席のノリが完全不一致した瞬間です(笑)。

どうやら、これは「大歓迎」の意味合いらしいです。あと、すごい大きな花束もステージでいただきましたし。いやはや、あらためて、表現方法は色々とあるんやなぁ、と勉強になりました。演奏中、一瞬、自分を見失いかけましたが、貴重な経験となりました! ところ変われば品変わる、まさにその通り! おもろい、おもろい人生は。 

中国ツアー記(7)

panda16日は成都でのライヴ。夕方のサウンドチェックまで時間があったので、朝食後、もうひとつの目玉の「パンダ」を見学に行ってきました! なんか、久しぶりに生パンダに会えると思うと、年がいもなくワクワクしましたねぇ。出発は8:30分。目的地の「中国成都大熊猫繁育研究基地」までタクシーで30~40分くらいで到着。画像は、さっそく入り口でハイ・ポーズ!の一枚。パンダに敬意を表して、白・黒のTシャツを着ていきました。

panda2ここは広いんです、ほんまに。ムリすれば歩いて回れるんでしょうが、まずはトロッコバスみたいなのに乗って、ひとつめのパンダ・スポットへ。いたいた、生パンダが。それも5匹くらい。やっぱり可愛い! 他の見学者も「かわいい~」連発でしたねぇ。でも、よ~く見ると、目は怖いんですよね(笑)。タレ目に見えるけど。笹になりたくないから、ちょっと距離を置いて記念撮影。

panda4園内にはこんなパンダも・・・それにしても、ここはきちんと管理が行き届いていて、すごく美しいところですねぇ。

panda5そして、こんなチョイ悪(ふる~)なパンダも。一回コラボでもしてみたくなった(笑)。ちなみに、ここは敷地内にある「パンダ博物館」の入り口のところです。

あと、画像はありませんが、ラッキーにも、前日に産まれたというパンダの赤ちゃんも見学することができたんですよ。めっちゃ小さかったなぁ。あんな小さいのが、あんな大きくなんの、という感じ。

中国ツアー記(6)

sisen飛行機が午前便だったこともあり、ランチ・タイムには成都のホテルに到着。さっそく昼食へ向かう。チア・ウエイ夫妻も成都は初めてらしく、すごく楽しみな様子。料理は、もちろん本場の四川料理! とにかく辛い! でも、尾を引く感じで、ヒーヒー言うけど、「もっと、もっとの世界」なんよなぁ(笑)。野菜関係なら辛くないやろと一品注文してみると、やっぱり辛かった~。画像でも確認できるように、2cmくらいに切った唐辛子が見えますよね。わぉ~。でも、うまかった、ほんまに! とくに、マーボー豆腐は絶品! めちゃめちゃうまい。思わず言ってしまった、「ごはんよ、マーボーよ、ありがとう!」と(笑)。

sangokuランチ後は、「やっぱり観光しようよ!」という意見で一致し、さっそく、三国志ファンの聖地でもある「三国遺跡博物館」へ向かいました。僕は歴史にはうといですが、さすがに「魏・呉・蜀」というのは頭の隅に残っていますねぇ。雨模様だったのが残念ですが、雨の時にしか見れない、味わえない景色があるから、それはそれで良かったです。人気の場所だけに日本人観光客も多かった。

Jinli Streetそして、次に行ったのが今回の観光のハイライトのひとつでもある「錦里古街」。“行った”と言っても、博物館のすぐ側。ほとんど同じ敷地という感じのところ。ここはハマりました! 京都で例えると、清水寺近辺の坂にある古いお土産もの屋さんが並ぶ通り、それを平面にした感じかな。お茶やさん、レストラン、おみやげ物屋さん、似顔絵を書くアーティストなどなど、テンコ盛りで飽きませんでした。

lucky streetこの画像はお気に入りの一枚。たしか、「福」に関係がある横丁やったかなぁ・・・漢字もそういうふうに見えるし。よね?

yakeiここは昼間もいいけど、夜はさらにグー。各お店に照明が入り、さらなる色が産まれる。もう、写真撮りまくり~! こうなったら夜景がもっときれいに撮れるカメラが欲しいなぁ。

starbacksこんな喫茶店も発見。今や世界各国にある例のお店です(笑)。漢字ではこう表記するんですね。

結局、夕食もここでとることにして、長い時間をすごしました。充実した一日で満足、満足。

中国ツアー記(5)

venue14日は瀋陽でのライヴ。会場はギター・クリニックをやったところと同じ。面白かったのは、スピーカーの位置が、なんとステージから見て正面の一番後ろにあったこと! お客さまには後ろから音が聞こえてくる形ですね。逆に、僕に対しては正面から聞こえてくるわけですが、これがやりやすいかなと思いきや、いつもの聴感(会場の響き方)と違い妙な気分。でも、大切なのは、何があっても「受け入れる」ことですよね。僕は海外に行くたびに、そう言い聞かせています。文句を言わず、疑念をはさまず、批判せず身をまかせること。そして、それを楽しむこと! 僕も少しは大人になったのかな~(笑)。

で、ライヴのほうは満員とはいきませんでしたが、盛り上がって熱い一夜となりました。嬉しかったなぁ。そうそう、ちょっとしたアクシデントがあったんですよ。ステージに出るとき、自分で会場につながるドアを開けて登場する運びだったのですが、僕はそのドアから突き出ている金属片で左腕上部を切ってしまったんです。ちょうど、長い爪で強く引っかかれたような5cmくらいの傷が二本・・・ん~、血がにじんでる~。でも、翌日からは、「中国の熱狂的な女性ファンに引っかかれた」ということにしておきました(笑)。ハイ、名誉の負傷です。

Doraemonこの画像はホテル近辺を散策中にゲットしたもの。何かの宣伝用のチラシを配っていた女性の背中にのっかっているドラエもん! 中国風の味付けがええ感じですねぇ。彼女は、僕が写真を撮ろうとしているのに気がつき、くるっと後ろを向いてくれたのでした。シェ~、シェ~。

mongolia翌15日は、次のツアー地の四川省・成都へ飛行機で移動。この日は移動のみで、少しゆっくりできそう。中国は大きな国なので、途中、「包斗」というところで乗り換えが必要でした。飛行機を降りてバスでトランスファー・ロビーへ向かうとき涼しく感じたので、チア・ウエイ氏に「夏でもこんな涼しいところがあるんやねぇ」と言うと、「マサ、ここはモンゴルだよ」という予想外の返答。えっ、モンゴル? 中国じゃないの~? さっそく手持ちのガイドブックを見ると、「内モンゴル自治区」とあった。そして、そのロビーのお土産もの屋さんにもモンゴルらしいものが並んでいた。   

中国ツアー記(4)

station13日からはチア・ウエイ氏とツアーで回るため、まずは、瀋陽へ移動。北京駅発7:20分の列車ということで、ホテル出発は5時30分! ん~、眠い! 途中、タクシーの中から天安門広場が見えたけど、すでにこの早さにもかかわらず観光客が集まり出していました。もちろん、北京駅にもたくさんの人!

Fast Train北京から瀋陽までは4時間の旅。列車は日本の新幹線風で快適でした。朝が早いということで、チア・ウエイ氏が気を使ってくれてグリーン車にしてくれたのは有難かったなぁ。列車は満員。

train ticket列車のチケットの画像です。「一等座」という漢字は分りやすいですよね。そう、「ファ-ストクラスの席」という意味。何でも「一等」は気持ちいい(笑)。

poster瀋陽駅に着いてホテルへ直行し、その後、関係者とランチ。今日は14:00からギター・クリニック。場所は翌日のライヴと同じ会場で楽器屋さんのホール。ここはピアノの在庫が充実していて、聞くところによると、ピアノの需要は「大」だそうです。で、クリニックですが、参加者の皆さんは熱心で質問もけっこうありました。内容としては、それぞれ自分の音楽史みたいなことを話したり、ギターを練習、演奏するうえでの苦労話などなど、意外と気楽な感じで進行。こういうのも「あり」かな。

中国ツアー記(3)

Forbidden City2なんと、偶然にも「中山公園」の出口を出たところに「故宮博物院」の入り口が! 一同、「カモナ、ベイビー」状態! さっそくチケットを買って入場。ここでも、「で・か・い~!」と口をあんぐりさせていると、どこかで見たような光景が目の前に・・・そうや、「ラスト・エンペラー」のワンシーンやんかぁ~。と言っても映画を見たわけではないんですが、宣伝の映像で見たような気がするなぁ。で、上の画像は、まずはそこでの一枚。 

Forbidden Cityここは広いし人も多いので、はぐれるとかなり危険です。ので、とりあえず、ドンの巨体を目印に(笑)行動しました。手元のガイドブックによると、「公開されている宮殿群をざっと回るだけで2~3時間はかかる」と書いてあるので、その大きさは想像できるかと思います。このあと「ハ~ハ~」言いながら見学した後、またタクシーでホテルへ戻りました。前回、北京に来たときは、観光の時間がなかったので見て回れなかったのですが、たとえ天安門近辺だけとはいえ、中国文化にじかに触れられことはよかったし、ラッキーでした。

pooh翌12日は、フェスに参加したメンバーが三々五々帰国の途につく日。触れ合った時間が短かったとはいえ、やっぱり別れは寂しいもの・・・ハグをしながら「また会えるといいねぇ」とつぶやく。この日の僕は終日オフ。身体を休めるために一歩も外へ出ず、食事もホテル内で済ませました。部屋では、最近ハマっている英語の「ラジオドラマ」を携帯プレーヤーで聴きながらリラックス。それにしても便利になったもんですねぇ。だって、ネットから本場のドラマが無料でダウンロードし放題なわけですから! とくに、イギリスのBBCラジオのドラマに凝ってますぅ。   

中国ツアー記(2)

contest211日は、また午前中にギターコンテストが予定されていたので、ホテルを8:30分に出発。今日は中国の参加者限定で、カバー曲での審査。どこかで聞いたなと思いきや、「Dancer’s Delight」や「Keep Rockin’」を演奏してくれた参加者がいてくれたんです。やっぱり自分関係の曲を弾いてくれると素直に嬉しいですねぇ。かと言って、それで点数が甘くなるということはありませんが。他には、岸部くんやら押尾くんやらダグ、ドンの曲などを演奏していました。で、この日の優勝者は、なんと、その「Keep Rockin’」を演奏した人。しかも12歳! わぉ~(笑)。彼は名前を呼ばれた瞬間、涙・涙でした。画像を見てもらって分るように、目元がウルウルですよね。なんか父性本能を刺激されるなぁ(笑)。先は長いから、真っ直ぐに育っていって欲しい、ただそう願うだけです。おめでとう!

tenanmonこの日の午後はフリータイム。そこで有志をつのって観光をすることに。メンバーは、プーさん、岸部くん、ドンと僕の4人。北京と言えば「ここでしょ!」ということで天安門~故宮博物院(Forbidden City)へ行くことになり、タクシーで向かう。中国はタクシーが安いので助かります。ドンは時差ボケのせいか、タクシーの中でイビキをかきながらスヤスヤとひと休み。反面、僕らはカメラを撮りまくり状態。でも天気がいまひとつ。ボヤーんとよどんだ感じではっきりとしなかったなぁ。

zhongshan park無事に着いたのはいいけど、広すぎてどこに故宮があるのやらさっぱり?状態。もちろん、天安門自体はすぐに見つけたけど(笑)。事前の勉強不足もあるんですが、とにかくどこかの観光客グループについていけば間違いないかなということで足のおもむくまま前進。すると「中山公園」というところに到着。一同、「故宮はどこやねん!?」という表情(笑)。でも、この公園でのつかの間の散策は好い気分転換になりました。