昨日のつづき

「くり返す」ためには、「根気」がいります。僕の場合、幸いにも、やると決めたことに対しては、結構、根気があるほうなんですよね。でも、最大の欠点は、目標・目的を失ったとき。火がついたら消せないくらい燃えるんですが、ターゲットが見えないときは、見事なくらいに燃えません(笑)。僕の干支は「サル」なんですが、この点では「イノシシ」(猪突猛進!)のような感じがするなぁ。

なぜ、こういうことを書くかと言うと、なんか、年とともに「めんどくさい病」にかかっていきそうな感じがするからです。腰が重くなっていく、というか。ので、自分への戒めのために書いてみました。

「くり返す」ということ

練習していて思うこと―それは、「くり返す」ことの重要性。くり返していく中で、単に指先だけではなく、身体中にすり込んでいく。その過程で、かならず「しっくり来だすポイント」(自分と曲とギターとの一体感?)というのがあるんですよね。問題は、その先。そこから感情表現の領域へと入っていくからです。

今日も、その域を目指して、くり返し練習に励んでいます・・・

すっきり・・・

午前中の練習のあと、ヘアーカットに行ってきました。やっぱり、心身ともにすっきりします! と言っても、べつに変わった髪形にしたわけではなく、ずっと同じ感じなんですが、気分一新できますねぇ。思えば、もう何十年も同じスタイル。まぁ、金髪にしたいとか、過激に様変わりしたいという欲望はなく、気になるのは生えぎわくらいかなぁ(笑)。そう言えば、ヒゲのほうも、どことなく密度が薄くなってきたような気がする~。白いものも目立つなぁ。

あと一週間かぁ

誕生日までカウントダウンの始まり~。もう、この年齢になると、誕生日がくるということに喜びはないのですが(笑)、無事にここまで生きてこれたことには感謝の気持ちで一杯です。それと、好きなことができている幸せ感。僕自身、まだまだマイナーな存在で「やるべきこと」は多々あるんですが、夢中になれること自体が職業だということは、ほんまに幸せなことですよね。

誕生日が近づいてくるたびに、「あと、何年できるかなぁ」と、ふと思ったり(弱気?)もします。今後のことに不安がないと言えばウソになります。でも、「今」をないがしろにして「未来」はないわけですから、一日一日を頑張っていくしかないのかなぁ。

54歳になっても、僕は変わるわけではありません。ギター馬鹿度とマニアック度が増すだけです(笑)。

そうそう、2・3のライヴに来てくださる皆さま、気を遣わないで、手ぶらで来てくださいね。僕にとって、会場に足を運んでいただけることが、何よりのプレゼントですから! 待ってまっせ~!

『ガロ』のマークさん

偶然、ネットで元『ガロ』のマークさん(堀内護)のホームページを発見しました! 僕の「プロフィール」ページにも書いてありますが、僕は『ガロ』がすごく好きでした。とくに、♪一人で行くさ、♪地球はメリーゴーランド、♪美しすぎて、がお気に入り。『シグナル』と同じ三人組のグループでしたが、マークさんは真ん中で、当時、黄色いレイバン(だと思う)のサングラスをかけて歌っておられました。とにかく格好よかった! そんなマークさん、数年前からソロでライヴ活動を再開されているそうです。グッドニュースですね! 観にいきたいなぁ・・・
      
http://markpage.web.fc2.com/

今日は・・・

ステイシー・ケントをお供に散歩してきました。やっぱり、彼女の歌声は最高! このブログでも何回か彼女のことを書いていますが、僕との相性は抜群・・・といっても、100%一方通行ですが(笑)。めちゃくちゃ癒されます、ほんま。彼女にしてみれば、日本の片隅で、こんな“ギター馬鹿”に愛されているとは知るよしもないのでしょうが、音楽に国境はなし。言葉が分らなくても(歌であろうが、インストであろうが)、心のどこかで感じれる部分があればいいんです。そして、聴き方も自由、感じ方も自由。音楽ってそんなもんですよね。

うん、やっぱりよかった、音楽にかかわることができて!   

今日のお供は・・・

気分転換に散歩に出かけました。今日の音楽のお供は、ジャズ・シンガーのダイアナ・クラールのAll For You(1996)というCD。これは、彼女がナット・キング・コール・トリオに捧げた、いわば、カバー集ですが、すごくまとまった一枚なんですよね。僕の大のお気に入りのステイシー・ケントから“浮気”をしているわけではないのですが(笑)、ナット・キング・コールの1940年代の音楽にも興味があって、最近ゲットしました。

ゆっくりと自分のペースで歩きながら、いい音楽を聴く。そして、あれやこれやと思いをめぐらす・・・この時間帯はいいもんです。自然と感謝の気持ちも湧いてきます。「今」という瞬間を音楽と一緒に歩くことで、生かされていることにも気がつきます。

はじめて行きます!

更新された「ライヴ情報」に、4月18日(日)のCANVAS(長野・飯田市)が追加されました。長野市のほうは、昨年夏にピーター・フィンガーとのツアーでお邪魔したのですが、飯田市、そしてこの『キャンバス』は初めて行きます。まだ先のことですが、近郊にお住まいの皆さま、ぜひ、その節はよろしくお願いしますね!

思えば、僕の場合、まだまだ行けてないところが多いんですよね。というか、行ったところより、行けてない場所のほうがはるかに多いのが現状。ので、「こんな所にこんな会場がある」とか「ぜひ、こちらに来てください」というリクエストやお知らせをいただけるようでしたら、「コンタクト」ページからメールを下さいね。不景気の折、何かと大変だと思いますが、20名くらい集めていただければ喜んで出かけていきますので、ご遠慮なくお知らせください。よろしくお願いいたします。

さて、カバー曲集の最終チェックもろもろですが、順調に進んでいますよ~。もう準備万端状態。乞うご期待!

Solo Guitar

昨日、久しぶりにアール・クルーの♪Solo GuitarというCDを聴きなおしてみました。このアルバムが発表されたのは1989年のこと。もう、20年以上も経つんですねぇ。聴いていて、まったく年月のことなんて気になりませんし、そこが、ジャズ・スタンダードの良いところなんでしょうね。♪ペーパー・ムーンから始まって、全14曲の珠玉のスタンド・ナンバーの選曲。演奏、アレンジも最高に心地いい!

じつは、このCDは僕にとって教科書(お手本)のようなもの。本当によく聴きましたし、全曲“耳コピ”して、そのたびに和音やらコードやらフレーズのもって行き方などに感心させられっぱなしでした。とくに、♪Love Is Here To Stayという曲が好きです。僕は、このCDと出会えて、ほんとうに良かったと思っています。多くのことを学ばせていただいただけでなく、今でも、楽しませてもらっているわけですから。ひょっとすると、「ソロギター・アルバムの金字塔」と呼ぶにふさわしい1枚かもしれません。ぜひ、皆さんにも聴いて欲しいと思っています。ただ、古い作品ですので、今でも手に入るかどうか定かではありませんが・・・

僕の次のCDはカバー曲集。この”Solo Guitar”と同じくらいのクオリティーを目指したいとは思いますが、さて、どうなるでしょうか。よし、残された時間内で、いけるところまで質を上げる作業を続けていくぞ~!

やっぱりネットはすごい!

遅ればせながら、ネットからiTunesの最新バージョンをダウンロードしてみました。手持ちのCDがガンガン保存できるのもありがたいですが(もちろん、携帯プレーヤーに転送もできるし)、それより、世界中のネット・ラジオやらポッド・キャストが無料で聴ける、見れるというのがすごい! 全国で語学(とくに英語)の勉強に勤しんでおられる方々が多いと思いますが、僕が最初に英語の勉強に手を染めた頃と比べると、もう雲泥の差。当時、“本物の英語”を聞こうと思うと、FENラジオくらいしかなかったように記憶しています。しかも、電波の具合でうまく受信できなかったりと・・・そして、限られた場所に住む人しか聴くことができなかったようにも思うし。それが、今では、日本のどこにいようが、お茶の間でスイスイと本場の英語に触れることができます。ほんま、驚きです。しかも、無料で!

僕は、とくにCBSの『ミステリー・シアター』というラジオ・ドラマが好きで、当時、FENからカセットに録音したものをよく聴いていました。電車の中、歩きながら・・・でも、カセット・ウォークマンとカセットを持ち歩くことは、ほんまにかさ張ってしょうがありませんでしたねぇ。重い、重い(笑)。今では、カセット・テープ(死語?)よりはるかに小さなモノに、何千曲、いや、何万曲って入るんやもんなぁ(笑)。

以前にも書きましたが、便利になることは大歓迎なんですが(僕も恩恵を受けている1人)、あらゆるジャンルの音楽、動画、ラジオ、ポッド・キャストなどが「無料」で聴ける、見れるということで、じっさいに、CDやDVDなどの売り上げに悪影響を及ぼしているのでは(?)という一抹の心配があるんですよね。どうなのかなぁ? 高音質の素材が「タダ」で手に入る状況に慣れすぎて、お金を払う理由が見つからない、という風にならないといいんですが。

今後、どうなるんやろ? どこまで行くんやろ? そして、日本の「ソロ・ギター音楽」は、どういう道をたどっていくんかなぁ・・・。