“なまり”はグ~!?

先日、東京で偶然入ったお店に、これまた偶然、オーストラリア人の軍団がいました。僕自身、5年半も住んだところですので、彼らの英語のアクセント(なまり)を聞いた途端に“里帰り状態”みたいになってしまい、そこから一気にお酒が進んでしまったのですが、やっぱりお国柄を表す「なまり」はええなぁ、とつくずく思いました。
いわば、アクセントはアイデンティティーの象徴でもあるわけですが、すごく魅力的でもあると思うんです。だから、日本人が英語を話すときのアクセントなんかも、その意味では魅力的ですし、「私は発音がイマイチで・・・」とか謙遜する必要なんてまったくないと思うんですよね。もちろん、相手に理解してもらえるように、よりよい発音を心がける努力は必要でしょうが。

日本語も同じ・・・関西弁、九州弁、東北弁などなど、その地域独特のなまりがあるわけですが、僕的には、このなまりは大切にして欲しいと思いますねぇ。数十年前、僕が関西から東京へ上京したときなど、まだ関西弁が今ほど認知されていなかったこともあり、関西弁でしゃべっていると人に笑われたりしましたが、それでも関東の言葉に変えたいと思ったことはありませんでした。大げさに言うと、関西人の魂は売ったらあかん(!)という気分かな。

国が変われば人も言葉も変わります。それは日本の中のそれぞれの“国”も同じ。冒頭に書いたオーストラリア人軍団と言葉を交わして改めて感じたことは、もっと「違い」を楽しめるようになりたいと思ったのと同時に、その「違い」を尊重しなければ何ごとも始まらない、生まれない、ということかな。

住出さんの関西弁むっちゃ好っきゃで~(笑)

  • by みかん
  • at 2008年2月12日 10:34 AM

とっても、いい話ですね。

僕も方言が大好きです。
方言の「訛り」の魅力ってって文字に出来なくて耳で直に聞かないと良さがわからないとよく思います。

でも長年暮らしていたとはいえ、聞いただけでオーストラリアだなとわかるものなんですね・・・・どんなアクセントなのかな・・・そういえば昔「クロコダイル・ダンディー」というオーストラリアの映画を見た時、同じ英語でも、あれ?なんか違うなと思ったのを思い出しました。

またライブのMCで、こういう話もいっぱい聞きたいなと思いました。

  • by ひろみつ
  • at 2008年2月12日 7:56 PM

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