レコーディングを終えて

ソロギターのレコーディングは孤独です。スタジオのブースに入った時点から、そこは「自分だけの空間」。誰も助けてくれません。もちろん、エンジニアの方の精神的なサポートはありますが、演奏という点では、頼れるのは自分だけです。まさに、自分との闘い。それに、集中力をキープできるかどうか、という大きな問題が重なります。僕の場合、「一日に3曲録音」のペースが丁度よく、ここ数年はそのペースできています。

レコーディングの際、演奏している時だけではなく、プレイバックを聴いているときも同じくらいの集中力を使いますので、かなり疲れます。以前、同時通訳をされている方の話しを聞いたことがあるのですが、15分もやればフラフラになるそうです。それほど集中するとエネルギーを使う、という好例ではないでしょうか。

毎回思うことがあります。それは、ライヴと違って、レコーディングの場合は、感情過多にならないほうがいいような気がする、ということ。ライヴの場合だと、目の前にお客様がいらして、「見られている」ということと、空間なども味方につけて自然な形で感情移入できるのですが、一方、無機質な環境のレコーディングスタジオのブース内では、なかなか感情部分を素直な形で音に伝えるのは難しいところがあります。どちらが良いということではなく、別モノでは(?)と思うようになってきました。もちろん、これは感情部分を無視しているということではなく、感情の強度というか「思い方」が違うのかなと感じております。ライヴだと、「すぐそこにいる人」に対して移入していくわけですが、レコーディングだと「遠くにいる人」に向かう(届ける)感じ、と言えばいいのでしょうか・・・うまく表現できませんが。

いずれにしても、ニューCD“アコギの魂ひゃくまで”の収録曲が皆さまの心に響くことを願ってやみませんし、ぜひとも、リリースされた折りにお聴きいただければと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

レコーディング終了!

15日からスタートしたニューCD『アコギの魂ひゃくまで』の録音ですが、無事に終了いたしました! 毎回のことですが、かなり集中力がいる作業だけに、ものすごく疲れましたが、上がりを聴いてすべてが報われた感じです。あとは、皆さまに聴いていただいて気に入っていただけるかどうか、というところです。

レコーディングは、毎回、勉強ですね。ギターのこと、自分の精神状態のこと等々、試される場面が多いです。しかもスタジオのブース内は孤独な空間です・・・ですが、やめられない(!)という(笑)。で、4月初旬には発表できるかと思いますので、お楽しみに~。

ニューCD、15日からレコーディング開始!


ニューCD【アコギの魂ひゃくまで】のレコーディングが間もなく始まります。今回は、全15曲収録で、すべてオリジナル作品となります。また、初めての試みですが、その内の2曲を”セルフ・デュオ”として、ダビングして1人2役をやる予定です。お楽しみに~。

2/25: HUKUROHコンサート at 原宿クエスト

2・25はHUKUROHのコンサート! いや~、覚えないといけないことが沢山あって、もう大変(笑)。歳とともに、曲を覚えるのに時間がかかるようになってきました・・・忘れるのは最高に速いけど(笑)。今回は、きんちゃん(矢沢透)全面プロデュースです! さて、どうなるかは、ぜひ見にきてください。しっかりと声の調子も整えてのぞみますからね。

チケットは、↓からもご購入いただけます。ぜひ!
http://www.capital-village.co.jp/calendar/concert/2016100403.html

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2月25日(土):原宿クエストホール(東京・原宿)
~居眠りフクロウお目覚めコンサート~
チケット:6,000円(税込)/ 開場:16:00 開演:16:30
主催:キャピタルビレッジ / 企画・制作:リボーン/ギグル
ご予約・お問い合わせ先:03-3478-9999(キャピタルビレッジ)
主催者サイト:http://www.capital-village.co.jp/
チケット販売:チケットぴあ(Pコード:313-004)/ ローソンチケット / イープラス / CNプレイガイド / キャピタルヴィレッジ

ご来場ありがとうございました!

あ~、ほんまに楽しい楽しい「ばーすでーらいぶ」の二日間でした。あらためまして、高槻、高松公演にご来場くださった皆さま、ありがとうございました! お世話になったスタッフの皆さまもありがとうございました! ただ、テンションが上がり過ぎて、4日の打ち上げで飲み過ぎ・・・年十年振りに記憶が飛びました~(爆)。だって、嬉しかったんだも~ん(笑)。

さて、次はニューCD(アコギの魂ひゃくまで)のレコーディング。そして、HUKUROHのコンサート(原宿クエスト)です。両方とも、しっかりと準備してのぞみます。覚えないといけないことが多いので大変ですが、また皆さまに気に入っていただけるよう頑張りますね。お楽しみに~。

1歳になりました(笑)。

皆さま、本日2月3日をもちまして、無事に「1歳」を迎えることができました! ありがとうございます! 感謝、感謝です。

近年、毎年の感想ですが、「まさか自分が〇〇歳になるとは・・・」ですね(笑)。人生、年齢それぞれに節目がありますが、とくに30歳から10年おき、というのは意識してきました。が、まさか自分が60を超えて「61歳」になるとは(!)・・・若い頃には遥か先の数字に思えたのが「今」となり、ただただ速い時の流れに信じられない思いで一杯です。

今日まで人並みに紆余曲折を経験してきましたが、何より幸せに感じるのは、「今でも、愛するギターと音楽を職業にしていられる」という事実。正直なところ、「ソロギター」というジャンルはお金と縁がありませんが(笑)、心の中の幸せ度は誰にも負けていませんし、今でも、12歳の頃の純粋な気持ちも忘れておりません! それどころか、精神的には実年齢と逆行して、若くなっている感さえあります(笑)。それもこれも「音楽の力」なのかもしれませんね。

皆さま、今後ともご支援、及びご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。そして、「ソロギター音楽未体験」の皆さま、ぜひ、勇気を出してライヴを見に来てください!

これからも、生かされていることに感謝しつつ・・・命のある限り、僕とギターの「二人旅」は続きます。

住出勝則(Masa Sumide)

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明日、明後日は「ばーすでーらいぶ」です! 大阪(高槻)と高松へお邪魔いたします。くれぐれも、手ぶらでお越しください。プレゼントはまったく必要ありませんので、お気持ちだけで十分です! 重い機材とギターで手一杯ですし、旅の途中でもありますので、ご理解くださいませ。よろしくお願いいたします。

2月4日(土):1624 TENJIN(大阪・高槻)
ばーすでーらいぶ! ~1歳から始まるギター旅~
前売り(予約):3,500円 当日:4,000円(+1ドリンク・オーダー)
開演:16:30 開演:17:30
ご予約・お問い合わせ先:072-691-1624(10:00〜17:00、休業日除く)
予約ページ:www.mam-1624.com/live/201702/20170204n.html
※予約順指定席

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2月5日(日):RUFFHOUSE(香川県高松)
ばーすでーらいぶ! ~1歳から始まるギター旅~
入場料:3,750円 / ★早割:3,000円(+1ドリンク・オーダー)
早割受付期間:2月4日(土)、23:59まで
開場:17:30 開演:18:00
お問い合わせ先:087-835-9550
予約ページ:https://tiget.net/events/7235
会場サイト:www.barruffhouse.com/

今後のライヴ予定など

まずは、忠英さんとのライヴで幕開けです! その後は「ばーすでー・らいぶ!」からHUKUROHと続きます。そして、ニューCDのレコーディングに取り掛かります。今作は、100%オリジナルの15曲収録となります。で、その後のライヴですが、4月から再開いたします。そちらも、よろしくお願いいたします。

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1月20日(金):GOODSTOCK TOKYO(東京・大岡山)
吉川忠英+住出勝則 ~マサ忠セット ライヴ!~

※ご来場ありがとうございました。

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2月4日(土):1624 TENJIN(大阪・高槻)
ばーすでーらいぶ! ~1歳から始まるギター旅~
前売り(予約):3,500円 当日:4,000円(+1ドリンク・オーダー)
開演:16:30 開演:17:30
ご予約・お問い合わせ先:072-691-1624(10:00〜17:00、休業日除く)
予約ページ:www.mam-1624.com/live/201702/20170204n.html
※予約順指定席

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2月5日(日):RUFFHOUSE(香川県高松)
ばーすでーらいぶ! ~1歳から始まるギター旅~
入場料:3,750円 / ★早割:3,000円(+1ドリンク・オーダー)
早割受付期間:2月4日(土)、23:59まで
開場:17:30 開演:18:00
お問い合わせ先:087-835-9550
予約ページ:https://tiget.net/events/7235
会場サイト:www.barruffhouse.com/

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2月25日(土):原宿クエストホール(東京・原宿)
~居眠りフクロウお目覚めコンサート~
チケット:6,000円(税込)/ 開場:16:00 開演:16:30
主催:キャピタルビレッジ / 企画・制作:リボーン/ギグル
お問い合わせ先:03-3478-9999(キャピタルビレッジ)
チケット購入:こちらから
主催者サイト:http://www.capital-village.co.jp
チケット販売:チケットぴあ(Pコード:313-004)/ ローソンチケット / イープラス / CNプレイガイド / キャピタルヴィレッジ

今年最初のライヴ:1/20(金)、忠英さんと!

来る、1月20日(金)のライヴから始動いたします。まずは、大先輩、アコギ界のレジェンド、吉川忠英さんとのジョイントです! 平日ですが、関東圏の皆さま、ぜひ、よろしくお願いいたします。会場でお待ちしております。楽しみ~~~。

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1月20日(金):GOODSTOCK TOKYO(東京・大岡山)
吉川忠英+住出勝則
~マサ忠セット ライヴ!~

前売り(予約):4,000円 当日:4,500円(+1ドリンク)
開場:18:00 開演:19:00
ご予約・お問い合わせ先:03-6451-7396
会場サイト:http://goodstock-tokyo.com/

年頭の想い(誓い?)

ぜひ、ご一読ください。

恥をかく勇気:持てる、持てない?

僕のライヴに来てくださる皆さまは、すでにご存じだと思いますが、僕はステージ上で「自分はチャレンジャー」だと公言しています。そして、そう実践してきております。僕が自慢できることがあるとすれば、その点かもしれませんね(笑)。これは、気をてらって発言している訳ではなく、本心です。

具体的に言うと、ライヴ前日にできた新曲、アレンジ曲など、こなれていなくても平気で演奏してしまう。もちろん、曲自体も完璧に覚えているわけではなく、演奏中も「ん~、この次はどうだったっけ・・・」と、頭の中はパニック状態。当然、ライヴ後は落ち込みます(笑)。それでも、強引にライヴでお披露目する理由は、たとえ自宅などの練習で満足に弾けた(歌えた)としても、やはり「あの一発勝負の本番での緊張感と恐怖感」にはほど遠く、本番の荒波の中でしか学べないないこと、感じえないものがあるから、という理由なんですよね。

そこで、究極の自問として、タイトルにあるように、「恥をかく勇気:持てる、持てない?」に行きつくわけです。誰だって人前で恥をかきたくない、というのが本音だと思いますが、僕の場合、ことギターに関しては、常にリスク・テイカ―(risk taker)でいたいと強く思っております。間違いを犯しながら恥をかく分、その悔しさを利用して伸びていきたい(!)、そして次はリベンジしたい(!)、みたいな気分でしょうか。加えて、その過程を通っていると、次に同じ曲を演奏する場合、少なくとも質が上がるんですよね。ほんの少しの自信と共に・・・。

アーティスト側から見た場合、小規模ライヴの魅力の1つは、この点にあると言えるかもしれません。しかし、それも小さなライヴハウス限定でしょう。大規模な会場で演奏する方々は、構成、照明、音響に至るまですべてが事前に綿密に練られていて、リスクを冒す(恥をかく)というより、リスク回避(恥をかかない)に重きが置かれているように感じます。比べて、小さなライヴ会場では、当然、2、000人クラスの会場の様な広がりはなく、お客様は超至近距離で見ておられますし、大会場の様にステージの空間をうまく利用することもできません。もちろん、そんな環境の中でも、何とかステージと客席の距離感を保ちたいと思うのですが、すべて「丸見え状態」になります。逆に考えれば、小さなライヴハウスの利点としては、「虚像」としての存在ではなく、「生身の人間」としていられる、ということではないでしょうか。

僕は、そんな、自分の至らない「素の部分」をさらけ出すことが“許される”ライヴハウスが大好きですし、今後も、チャレンジャー(risk taker)でいたい、と思っております。

皆さま、改めまして、2017年も、どうぞよろしくお願いいたします!

住出勝則(Masa Sumide)

2017年元旦


皆さま、2017年、明けましておめでとうございます! 本年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

さっそくですが、今年の目標・・・大それたことは企んでおりません(笑)。健康に気をつけることと、「やりたいことを、できる内にやる」ということに重きを置いて活動していく所存です。制作面では、まずは、2月から始まるニュー・ソロギターCD(100%オリジナル曲収録)の録音に集中いたします。ので、ライヴのほうの始動は遅くなるかもしれません。とにかく、今年も、CD、ライヴとも「プロの仕事をしたい!」という一念に変わりはありませんし、両方とも、自分でしっかりと納得できるまで突き詰めていきたいと思っております。

2月3日が来れば「61歳」になりますが、どんな景色や音色と出会えるのか、見えるのか、創造できるのか、楽しみにしております。また、人との出会いなど、まだ見ぬ未来にも期待しております。

皆さま、ぜひ本年も、ライヴ会場に足をお運びいただき、僕のギター旅の一片を体感していただければ幸いです。

平成29年元日、
住出勝則(Masa Sumide)