ご褒美に・・・

前から欲しかった電波時計を買っちゃいました~。思えば、べつに毎晩飲み歩くわけでもなく、これと言って、とくに贅沢をしたという思い出もない僕なんですが、今回は思い切ってプチ贅沢をしてみました。と言っても、何十万円もする高価なものではないんですが、電波時計の「常に確かな時を刻む」というところにヤラレましたねぇ(笑)。そう、完璧性気味の僕の性格にピッタリなんです! ちょこっとネットで調べてみたら、Atomic Clock(原子時計)とかいう「1,000年に誤差1秒」くらいの正確なものの電波を受信するらしいです・・・まぁ、よく分りませんが。

箱から出して光にあたったとたん、時計の針がグルグルと回り出した時は感動ものでした。一瞬、「このまま回り続けたらおもろいやろなぁ」とかアホなことを考えたりしましたが、ピタッと正確な時間で止まったのでひと安心(笑)。あたりまえかぁ・・・。

よし、これからも自分にご褒美を上げられるような仕事をやっていかんとなぁ、と思った次第・・・ライヴ後のビール以外の(笑)。

頑張ってますよう~

ちょっとご無沙汰しておりましたが、皆さん、お元気ですか? 僕は、お盆返上でカバー曲のアレンジに明け暮れておりました。久しぶりに、オーストラリアでの“修行時代”に戻った感じでしたが、「一日一曲」を自分に課して頑張ってみました。べつに、緊急を要するとかの理由ではなく、またまたハマってしまったんですぅ(笑)。良いのか悪いのか、やりだしたら止まらない性格は相変わらずのようです! 

そうそう、リクエスト、ありがとうございました!一応、全曲、検討(+トライ)してみましたが、僕のレーダーに引っかかったのは♪Pink Pantherでした。アレンジする場合、「ピ~ンとくる」感覚というのは、すごく大切なんですよね。つまり、自分の感覚がスムースにギターへ乗り移るかどうか。ので、僕の場合、逆にピ~ンとこなかったら(たとえ名曲でも)、決して無理はしません。なぜなら、これは自然の流れに反することですし、「無理」をするというのは、文字通り「無理な感覚」のほうが勝るように感じるからです。あくまでも、自然にアレンジへと誘ってくれる曲(ピ~ンとくる曲)のほうが自然な形で編曲できるんですよね。言い訳っぽいですが(笑)。

様々な曲をアレンジしながら思いましたが、まだまだ勉強することは多い(!)ということ。他人の曲ということで、自分の発想圏外のものばかりで当然なのでしょうが、とにかく感心しきりです。また、もともとギターの曲ではないところもミソかもしれませんね。

いよいよ、House of Hits 2の実現に向かっていきそうな雲行きです・・・

次のライヴのお知らせ

次のライヴのお知らせです。ぜひ、ご来場くださいね! ソロでたっぷりとお届けいたします。いつもより時間設定が早めになっていますので、ご留意ねがいます。

8月30日(日):スタジオ エム(愛知県江南市)

  • チケット:3,500円
  • 開場:14:30 開演:15:00
  • ご予約・お問合せ先:(0587)53-6416 (又は、ご来店での受付)
  • ホームページ:www.studio-m.net

お待ちしております!

***

〔追記〕8/17

10月18日(日):ジャカランダ(西明石)

でのソロライヴが決定しております。詳細は、近いうちに「concerts」ページにアップされる予定です。

プリアンプのはなし―DI Plus Pre-Amp(Ultrasound)

はずかしい話ですが、以前、エレキ・ギターを弾いている頃、「メインのアンプを使ってるのに、なんで、その前にもうひとつのアンプ(プリアンプ)が必要なんだろう」と、ずっと不思議に思っていました。が、その“不思議なアンプ”を使っているギタリストの音は、格段によかったことを覚えています。じっさい、あるベース・プレーヤーに、プリアンプあり、プリアンプなしの両方を目の前で試してもらったのですが、やっぱり、あるほうが音の太さ・安定感など、明らかに違っていました。

で、同じことがアコースティック・ギターにも言えます。最近は、オンボード・タイプ(ギターに埋め込んだ小さなプリ・アンプ)のものもよくなりつつありますが、でも、れっきとしたプリアンプには勝てません。分りやすく言うと、つなぐだけで全体の音が太くなるし(低音が増えるという意味ではなく)、単純に良くなるんですよね。加えて、適正なゲイン/アウト・プットの音量など、音質とともに自分で調整できます。

The DI Plus Pre-Amp by Ultrasound Amplifiers. It’s a GREAT preamp, solidly built and VERY reliable. It would be more convenient if it had a mute switch…but I’m quite happy with the current model as it is!!!そこで、今日ご紹介する機種は、先月のツアーで使った『DI Plus Pre-Amp』(Ultrasound)です。これが、いいんです! 大きさも丁度いいですし、作りはかなり頑丈。ほんまに、しっかりしてます。肝心の音もクリーンで、ノイズも少ないです。画像は1チャンネル・タイプですが、『DI MAX』という2チャンネル仕様も出ていますので、用途に応じて選べますよね。EQは、高音・低音の2バンドですが、かと言って、別に中音域が抜けているという印象は全くありません。フィードバック対策もバッチリです。あえて、足らないところを言うとすれば、ミュート・スイッチがないところですかねぇ。でも、これは、別にフットスイッチを買って、音のon/off用に使えば済むことかもしれません。

電源は、アダプター(別売)と9V電池の両方OKです。DI Plusのほうは、ジャックを差し込んだ時点でONですが、DI MAXのほうには電池用だけのON/OFFスイッチがついています。僕としては、電池駆動はありがたいですね。例えば、フェスティバルとか出演者が多い場合、アダプターとか電源コードのやりくりが大変ですから。ただ、本番までシールドを抜いておくことを忘れると、その分、電池が消耗しますので、この点は気をつけないといけませんね。

上記のプリアンプの詳細など、下記のサイトをご覧くださいませ。

http://www.UltraSoundAmps.com (ウルトラサウンド・製造元)
http://www.acoustic-jp.com/ (中林貿易・日本総輸入/販売元)

今後の予定を少し

7月に終了したピーター・フィンガーとのツアー準備などに集中していて、じつは、9月のブッキングに間に合わなくなってしまったんです。ので、9月は今後の準備もろもろ(作曲・カバー曲アレンジなども)に当てたいと考えています。当初、要望の多かった『とことん、さしでギター教えます!Part 2』(一対一のギター・レッスン)を9月に企画する予定でしたが、ドルフィンさんとのスケジュールがうまく合わず、「年内に」という、ゆるい感じになっております。が、できれば、11月中には実現したいと思っています。「一対一」ですので、一気に多くの方にご参加いただけないですが、その節は、よろしくお願いしますね。

Me and Kanji Ishii sharing the stage for three shows in mid October ‘09. Kanji is a great solo guitarsit (plays both electric/acoustic), a sought-after studio/backup musician as well. Cool guitarist!!!10月は、『“完・勝”ギターライヴ ヒゲとメガネとギター×2』(w/石井完治)シリーズの一宮市(愛知)、東京、横浜編が決定しています。あと、大阪では「ミスったあの日(6/5)にリベンジ・ライヴ!?」と題して、例のミスったカバー曲にリベンジするライヴをやります(笑)。その後、月末から、タイのバンコクで行われるギターフェスへ向かいます。そして、今、そのあとインド・ツアー(10日間程度)の話が舞い込んできているんですよ。インドとフィンガーピッキングがつながりにくいと思いますが、そこにも、ソロギター音楽普及に頑張るアーティストがいるんですよね。そう知ると、僕としては(現地では無名だと思いますが)行くしかないですよね! ましてや、有難いことに声をかけてもらってるし。現時点では、まだ話の段階ですが、決まればドン・ロスなんかも参加する予定ですので、面白くなりそうです。もちろん、本場のカレー(!)も楽しみですねぇ。各ライヴとも、近いうちに詳細がアップされる予定ですので、要チェックです!

あと、気の早い話ですが、「次のCDはカバー曲集で」というアイデアが浮上しております。もうひとつ、「バラード集」という考えもあるのですが、おそらく「カバー曲(10曲?)+オリジナル(3~5曲?)」で落ち着くかと思われます。9月に、じっくりと構想を練りたいと思いますが、かなり選曲で悩みそう~・・・そう、「あれも入れたい、これも入れたい」と。で、もし、僕に弾いて欲しい曲、弾かせたい曲などなどリクエストがあるようでしたら、「コメント」のほうへ書き込んでいただけませんか?参考にさせていただきますので。よろしくお願いいたします。

※石井完治さんのホームページ
http://www.ne.jp/asahi/guitar/kanji/

ピック・アップ

My current pickup - Fishman Ellipse Matrix Blend.最近、ちょくちょく「どんな、ピックアップを使っているのですか?」と聞かれますので、今日はその画像をアップしてみました。これは、「フィッシュマン・マトリックス・ブレンド」(アンダーサドル・ピエゾ+コンデンサー・マイク)というもので、6月くらいから使い始めたのですが、今のお気に入り。アルバレズ・ヤイリ・ギターとの相性もよく、いい感じですぅ。

The microphone part of the pickup attached to the onboard blender.以前にもマイク付きのピックアップを使っていたことがあったのですが、その時はフィードバック対策に悩まされ気味で、「なんとかならんかなぁ・・・」という思いが続く日々。でも、あれから各メーカーとも改善してきているようで、その心配はなくなりつつあります。僕の場合、今のモノに変えてからストレスがなくなりましたし、プレーに集中できるようになりました。ノイズが少ないのも利点ですね。音質的には、ピエゾ独特の高音域が上がり気味ですが(その分、クリアー)、手元のプリアンプなどで調整すれば問題ありません。低音域も安定感があります。

一般的に僕らが悩まされるのは、「おいしい音域が危ない」という事実。“危ない”というのは、フィードバックしやすいということ。でも、そこの音域を削ると音が細くなるとか、また違った問題が出てきたり、ひとつ解決すると次の問題につながる、という皮肉なことにもなるんですよね。あと、会場のPAの質とか、会場の大きさ、響きなども関係してきますし。結局、ギターでもピックアップでも、「個人の好み」の問題になりますので、やっぱり、楽器店などで実際に試してみるのが一番――というのが、僕のアドバイスかな。

最後にちょっとした情報を・・・ピーター・フィンガーから聞いた話ですが、今、彼とある会社が共同で6チャンネルのピックアップを開発しているそうです! そう、一弦ずつピックアップが付いているタイプのもの。当然、付随するプリアンプも6チャンネル。これで、各弦とも音量だけではなく、音質もコントロールできることになるのですが、さて、どうなるでしょうか・・・

若いっていいなぁ・・・

Me and Akihiro Tanaka in the dressing room of “Mojo West” in Kyoto on 8/8/09. Aki is a young guitarist full of promise.昨夜の京都でのライヴにご来場くださった皆さま、ありがとうございました! 昨日の京都は、うだるような暑さで、もう、歩いているだけで熱中症になりそうなくらい。それに、クーラーのきいた部屋とのギャップもきつかったりして、“老体”にはこたえました(笑)。でも、そんな暑さをおして参加してくださった皆さまには、ほんまに感謝ですね。そして、なにより、この機会を与えてくれた、若きギタリスト(有望株+好青年!)の田中彬博くんとスタッフの皆さま。色々とホストとしての準備や気遣いなどで大変だったことと察しますが、僕としては、彼のお陰で気持ちよく演奏することができましたし、セッションも楽しかったなぁ。やっぱり、ええねぇ、ライヴは!僕としては、しっかりと「若いエキス」をいただきましたよ~。なんか、ストローで♪チュ-チューと吸い取る感覚やね(笑)。打ち上げでも話したけど、また、どこかでできればいいねぇ・・・

田中くんが若いせいか(23歳!)、客席にも若いお客さまの姿が目立ちました。まぁ、年齢は関係ないのでしょうが、やっぱり「若い=希望」ということですし、僕も確実に元気がもらえますね。もちろん、若い人たちからだけではありませんが。念のため(笑)。

練習時の必需品

My left hand with a wrist supporter. It’s a must-have when practicing the guitar.これは、練習するときに愛用しているリスト・サポーター。長時間に及ぶ場合は、右手にもします。約10年ほど前に、ひどい腱鞘炎を経験して以来、できるだけ練習時につけるようにしています。冬にはちょうどいいのですが、さすがに、夏にはちょっと暑くてムラムラしますが(いや、興奮という意味ではなく〔笑〕)、手首など大切に守らないといけないので、真面目に使用しています。この手のサポーターは、ギタリストにとって必需品。おすすめしますよ!
※この写真、自分で撮ったので、カメラを持つ手と左手の角度が少し変ですが(影をさけるため)、ご勘弁を。

***

ドン・アルダーから”衝撃ビデオ”が届きました。なにって? 見てのお楽しみ・・・
http://www.youtube.com/watch?v=6g_WbLurrJ4

***

明日は京都でライヴ(Mojo West w/田中彬博)です。お時間の許す方は、ぜひ、ご参加くださいね。詳細は↓のほうの書き込み、または「concerts」ページでご確認ねがいます。待ってまっせ~!

『徳の市』さんと・・・

Fantastic guitar duo called “TOKU-NO-ICHI” (Hirofumi Tokutake & Masaki Ichimura), having a sweet break at a Tokyo cafe in February 2009.今日の画像は、去る2月に「アコースティック・ギター・ブック」(シンコー・ムック)の取材でご一緒させていただいた、『徳の市』のお二人。Dr. Kこと徳武弘文さんと、最近、ベストセラーの教則本などを出して執筆方面でも忙しい、いちむら まさきさん。取材のあと、「一服でもしましょうか」ということで、近くのファミレスへ。で、お二人が注文したのは、なんと、甘~い・甘~い、なんとかパフェとかなんとかぜんざい(?)とかいうモノ。それを前にして、お二人ともうれしそう! 僕は、甘いものが苦手なので、写真を撮るほうに回ってますぅ。

そう言えば、長いこと『徳の市』さんとはジョイント・ライヴをやってないなぁ。ぜひ、近いうちに実現したいものですねぇ。徳さんのいぶし銀のギター、そして、いっちゃんの・・・(なんか、あったっけ!?〔笑〕)・・・とか、弟分をイジリながら、また楽しくやりたいなぁ。

***

↓短いですが、『徳の市』さんの動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=vLUQ3KDZQeE

↓こっちは、徳さんのDr. K Projectの♪十番街の殺人(ベンチャーズ・カバー)。やっぱ、ええなぁ!徳さん、けっこう若い感じに見えますが、いつ頃の映像なのかなぁ。
http://www.youtube.com/watch?v=3nO0lKDNirI  

Doug SmithとBob Evansとの思い出

今日は、2008年4月にやった、ダグ・スミスとの”The Guitar Parts Tour”と、2009年3月にやった、ボブ・エバンスとの『アコギで花を咲かせまショー』ツアーから、画像をまじえてお届けしますね。ご存じの方も多いと思いますが、二人ともギター・チャンピオン(!)という肩書きを持つ凄腕のギタリスト。そんな二人と一緒にツアーができた僕は、ほんまに幸せ者ですねぇ。

Pooh-san and Doug having a tea break at the Temple of the Golden Pavilion in Kyoto, Japan on 4/21/08.まずは、ダグと京都観光中の一枚。一緒に写っているのは、お世話になっている「プー横丁」のプーさん。場所は、金閣寺。お寺の庭園をぐる~っと回って、出口近辺にある御茶屋さんで、抹茶+お菓子セットを楽しみながら一服しているところです。お二人ともいい表情ですねぇ。この写真は光と影のバランスがよく、自分で言うのもなんですが、けっこういい感じで撮れてると思います。どうですか?

At Ryoan Temple whose rock garden is world-famous.いつも金閣寺の次に案内するのが、龍安寺。石庭で有名なところですね。もちろん、この場所もいいんですが、僕はお寺周辺の庭園も好きですねぇ。全体の色合い的にはモノトーンなのですが、なんとも言えない味がありますし、落ち着くんです、そこは。歩くペースと自然のリズムがマッチすると言うか・・・。で、画像の手前に写っている人の中で、どこにダグがいて、プーさんがいるか、というのは一目瞭然ですよね。後ろ姿ですが(笑)。

Me and Doug at farewell dinner, having okonomiyaki (kind of a Japanese-style pizza fried on a hot plate). Yummy!!!!!次は、このツアーの最終公演(京都)の打ち上げでの一枚。ダグは、お気に入りのお好み焼きを食べてますぅ。が、あまりお酒を飲まないので、僕が「ラムネ」をすすめて、それで乾杯しているところです。僕は、やっぱりビール。う・ま・いっ!

At Nagoya Castle on 3/19/09. Bob, Me and bob’s wife (from the right). The place is famous for beatiful cherry blossoms, but we were there a bit too early…さて、次の画像は、ボブ・エバンス夫婦と名古屋公演の前に行った、名古屋城でのもの。すごく美しかったのですが、桜の時期には少し早くて、花が見れなかったのが心残り・・・でも、彼は名古屋特製の「八丁みそソフトクリーム」を食べて、いたく感動していました(笑)。なかなか味噌とアイスクリームは結びつきにくいですが、ちょこっと食べた感想は、悪くはなかったですよ~。

Bob and me near the entrance to the famous old shopping arcade (Sugamo, Tokyo).この場所は、僕も行きたかったところ! そう、「おばあちゃんの原宿」こと、巣鴨地蔵通商店街(東京)。こういう風景を見たことがないのか、ボブ夫婦は目を白黒(!?)させてましたねぇ。途中、とげぬき地蔵(高岩寺)に寄ったりしましたが、やっぱり、ブラブラと歩くのが一番。とくに、人気の赤いパンツに目を引かれましたが、買いませんでした・・・でも、買っときゃよかった~。

One of the photos I took at “MINKAEN”, Saitama, where one can still feel an age-old tradition firsthand.最後は、大好きなライヴ・ハウスのひとつの『宮内家』(さいたま市)の宮ちゃんに連れていってもらった、「民家園」とういう場所での一枚。なんか、「日本の原風景、ここにあり」みたいな感じですよね。僕らの心の故郷かな?