懐かしい写真

先日、ある方から、本当に懐かしい写真を数枚いただきました。今から25年前に『マーキー』(東京・江古田)というライブ・ハウスで撮影されたモノですが、『シグナル』と『ガロ』が共演した時の貴重な画像です。その時、すでに『ガロ』は解散していて、たしか、久しぶりにマークさんとトミーさんが一緒にステージに立たれた時のものと記憶しています。残念ながら、ボーカルさんはおられませんでしたが、僕のヒーローでもある『ガロ』と共演できたことは、今でも熱い思い出として心の中に残っています。高校生の時、『ガロ』の歌をコピーしては唄っていましたし、思えば、アコースティック・ギターを持つようになったのも、なにを隠そう『ガロ』の影響が大なのです! とくに、マークさんが持っておられた“マーチンD45”は憧れのギターでしたねぇ。当時の僕にとってはヨダレものでしたが、いつか自分でギターが買える時が来たら、必ずD45を買ってやる(!)と自分に誓っていたくらいです。

自分が好きなアーティスト、尊敬するアーティスト、また影響を受けたアーティストに直接会えるというのは、ほんとうに感動そのものですよね。思えば、タック&パティーのタック・アンドレス氏と東京のあるライブハウスでお会いした時も、なんとも言えないほどの感動を覚えました。加えて、フレンドリーで人間的にも期待を裏切らない方だったので、余計に感動しました。

今回、上記の懐かしい写真を見ながら思ったことは、僕に対しても、僕が『ガロ』に抱いたような感情を持ってくれている人たちはいるのかなぁ、ということ(笑)。まぁ、別に、誰々のお手本になりたいとか、そういう願望はないのですが、僕としては、「僕のギター音楽を通して、ギターが好きになった」というセリフが聞ければ、それで十分かな・・・

それにしても時が流れるのは早いなぁ。例の写真↑の僕はめっちゃ若い! 肌もトゥルン・トゥルンに見えるし~(笑)。今はザラン・ザランってかっ。