夢は叶う?

昨日、TVで、夢を叶える番組を見ました。見ていて嬉しくなったのは、「こうなればいいなぁ…」と夢を語っている人たちのキラキラと輝いた表情。駆け引きなしの純粋な感情が見えて、それだけでも十分な気がしました。それと、夢の実現には第三者の協力も必要なんだ、ということ。もちろん、自力で実現する夢もあると思いますが、やっぱり、回りの人たちの献身的な援助、協力があると、さらに一歩、夢の実現に向けて前進するということですよね。

僕も、当然、夢は持っています。大それたものではありませんが、いつも言っているように、「ソロ・ギター音楽」というジャンルの定着ですね。そして、アコギのことをもっと好きになって欲しいし、自分でギターを弾いて、弾く楽しみも知ってほしいし・・・といったところかな。もちろん、もう少し大きく、ギター1本で世界をつなぐとか、ギターという言語で世界中の人たちと会話したい、などありますが、その前に、日本での認知度を少しでも上げる努力が必要かなぁ。先は遠いけど・・・

よし、僕もがんばろ~!

あれやこれやと…

皆さま、このお正月、どのようにお過ごしでしょうか? と言っても、5日の月曜から通常の生活に戻る方々がほとんどだと思いますが・・・。

僕のほうは、すでにニューCDの最終準備にとりかかっておりまして、テレビでお笑いを見てはギター練習、ギター練習をしてはお笑いを見る、というパターンですぅ(笑)。それにしても、お笑いは最高の気分転換になりますねっ!
現在、収録予定曲をラフに録音したものを聴きながら、曲順などを検討しています。が、その最中に新曲ができたりと、最終的にどれをカットしてどれを入れるかとか、嬉しい悩みもあるんです。でも、気分的には、なんか楽しみにしている旅行の前の精神状態に似ているような感じですねぇ。期待感とか想像のふくらみ方とか。

まぁ、録音が始まってしまえば(2/4~)、その作業に集中するだけなので、今のうちに「あれやこれや」と悩みながら楽しむことにします。↓の書き込みでも言ったように、今回のテーマのひとつに「マニアック(=自分色)」という言葉があるんです。だから、例えば、2曲のうちどちらにするか迷ったら、迷わず、マニアックなほうにしますね(笑)。

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2月3日(火):モダン・タイムス(京都)

バースデー ライヴ!  〜ソロギター FUNK 53〜

■前売り/3000円 当日/3500円 (要1ドリンク・オーダー)
■開場/18:30 開演/19:30
■ご予約/お問合せ先:075-212-8385
■ホームページ:http://www.mtimes.jp

謹賀新年 2009

皆さま、明けましておめでとうございます。本年も、よろしくお願いいたします。

まっさらな年を迎えて気分は前向きですが、僕にとって、今年はどんな一年になるのかなぁ・・・まずは、やっぱり「健康第一」。そして、僕の今年のテーマは「マニアック」です(笑)。その心は、思いっきり好きなことをやってやろう(!)です。とことん自分色で勝負してみよう、ということですね。

ということで、また今年一年、ソロギター音楽(+ライヴ)の普及・宣伝活動もろもろでお世話になるかと思いますが、皆さま、ぜひ、ご協力のほどよろしくお願いしますね!

いや~、楽しかったっ!

26、27日の上田正樹さんのスペシャル・ライヴ at Paradaise Cafe(横浜)、ほんとうに楽しませていただきました! 僕は、ゲスト・プレーヤーとして二日間とも参加させていただきましたが、ひさしぶりに熱~い汗がかけましたし、なんとも言えない爽快感を味わうことができました。これもひとえに、上田さんはもちろんのこと、メンバーの方々、そしてお客さま、スタッフの皆さまに温かく迎え入れていただいたお陰です! また、この機会を与えてくれた、旧友でもある、パラダイス・カフェの滝ともはるさんにも大変お世話になりました。ただただ「ありがとう!」です。

今回は、行きも帰りも、見事なくらい美しい富士山を見ることができました! 何年振りかなぁ。あの壮大で、しかもビクともしない姿を見ると自然と頭が下がりますねぇ(笑)。この二日間のライヴといい、この富士山の姿といい、ほんとうに僕にとって良い「一年の締め」となりました。

皆さま、今年一年、色々とお世話になりました。ありがとうございました!

あと数日で2008年とお別れ・・・そして新しい年へとつながっていきます。来年が皆さまにとって良い一年となるよう、遠くからですが、お祈りしております。

来年も、どうぞ、引き続きよろしくお願いします!

不景気かぁ…

現在、テレビ、新聞、雑誌などなど、世界的不況の話題で一杯です。しかも、さらに続くとの予測にイヤ~な予感がしているひとりです。そんな中、マイナーなソロギターのライヴなども影響をうけるかもしれないと思うと、ちょっとブルーな気分になりそうです。だからこそ、せっせと会場に足を運んでくださる皆さまや、サポートしてくださる方々に心から感謝しないといけない、と改めて思います。そして、きちんとプロの仕事をしてお返しをしないといけない、とも思います。

今こそ、上を向いて歩こう!

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★Tommy & Masa playing “Come Together”~”Superstition” on YouTube.
http://jp.youtube.com/watch?v=QnPEmaBVCIg
Check it out!!!

ん、ひらめいた~!

次のCDに向け、ただ今アレンジもろもろ奮闘中の僕。候補曲数は十分すぎるほどあるんですが、それでも「何かたらんなぁ…」と、スッキリした気分になれなかったんです。が、昨日~今日にかけて、ひらめきました! それは、「コード・メロディー」を駆使したスタンダード曲のカバー。つい最近、”When You Wish Upon A Guitar”というコラボ・アルバムが出たばかりで、その縁というわけではないと思いますが、本家本元の”When You Wish Upon A Star”を一気にアレンジしました。そう、その「何かたらない」というのは、誰もが知ってて、しかも、ギターにマッチした曲だったんです! 世界中でカバーされているだけあって、そのメロディーは天下一品! 僕のアレンジがどうなっているかは(バラード風ではない)、今後、ライヴとか新譜でお楽しみいただくとして、僕は、文字通りスタンダードと呼ばれる曲の普遍性(↑1940年の作品!)とメロディー(もちろん歌詞も)の良さにあらためて感嘆しています。同時に、どうやって作っていくんだろう(?)、と。心の動きにまかせる、それとも頭を使う? どっちも? 確実に言えるのは、すばらしい曲って、最初の1~2小節だけでグッとくるのが多いということ。例えば、ビートルズには、そういうのが沢山あります。

アコギで花を咲かせまショー!

来年の3月にスタートするボブ・エバンス(from カナダ)とのツアーですが、日程と場所だけでもいち早くお知らせしておきたいと思います。
詳細は近日「CONCERTS」ページにアップいたします。

3月18日(水):5th Street (大阪・吹田)
3月19日(木):パラダイス・カフェ21 (名古屋)
3月20日(金・祝日):カフェ・メリーココ (東京)
3月21日(土):宮内家 (埼玉)
3月22日(日):みかはうす (三重・鈴鹿市)
3月24日(火):新神戸サンホテル (神戸)
3月25日(水):モダンタイムス (京都) 

ボブは、2003年度、全米・フィンガーピッキング・チャンピオンです。彼とは数年前に台湾で初めて会ったのですが、その確かなプレーと人間性の良さで、即、仲良くなりました。その技を近くで見ていただくために、今回のツアーも比較的小さな会場を選びました。ぜひぜひ、各会場の近くにお住まいの方は、ご来場くださいね! 

※今回も、ブログ、HPなどお持ちの方の「口コミ」もろもろ、告知のご協力をいただければ幸いです。「世界には、こんなギタリストがいる!」ということを知って欲しいのと、ぜひとも、ボブの演奏を見に来ていただきたいとの強い願いからです。

どうぞ、よろしくお願いいたします!

すでに心は・・・

昨日、「今年のまとめ」的な書き込みをしたとたん、心は来年へと飛んでいる感じ。僕は、良いのか悪いのか、先へ先へと行く傾向があるんです。物事をスパッと切り捨ててしまうというか(笑)。かといって、精神的に切り替えがうまいかとなると、そうでもないんですよね。ん~、ようわからん(笑)。でも、上を向いて歩いていることだけは確かなこと!

すでに、来年の2月初旬からスタートする新譜のレコーディングの準備を始めています。収録曲の再チェック(大体、決まってますが)やらアレンジの見直しなどなど。次は、思いっきり“マニアック”で行ってやろう(!)と思っています(笑)。まぁ、これまでもマニアックと言えばそうかもしれませんが、より、「自分が好きなように」というニュアンスかな。

というころで、1月はずっとこもりっきりの作業になるかな。でも、すごく楽しい時間でもあるんですよね。「こうでもない、ああでもない」という過程が。毎回、その時、その時のベストを目指すわけですが、今回はベスト・オブ・べストを目標に行ってみますね。3月のボブ・エバンスとのツアーの頃にはお届けできるかと思います。お楽しみに~!

また振り返る時期が・・・

今年も、あと2週間を残すのみとなりました。街に出ると、なんとなくせわしない感じがするし、「あ~、もうこの時期になってしまったのかぁ」と、時の経つ早さにため息が出てしまいます。僕にとって今年は、ソロギターに転向して10年、CDも10枚目という記念すべき一年でした。と言っても、べつに特別なことをしたわけではなく、あくまでもマイペースな一年だったかな。プラス、デビューして33年! ワオ~(笑)。

今年は海外へ2回行ってきました。まず、3月のカナダ・ツアー。バンクーバー在住で友人のドン・アルダーに仕切ってもらって、ブリティッシュ・コロンビア州を回ってきました。全部で14公演。かなりハードスケジュールでしたが、観光客が行かないような場所へも連れていってもらえましたし、ライヴのほうも受けたので、すごく良い思い出/経験として残っています。もう一ヶ所は、最近ツアー記を書いたばかりのドイツ。こちらはピーター・フィンガーに仕切ってもらいました。移動を入れると約1ヶ月間という長さでしたが、こちらのほうも貴重な出会い/体験となりました。でも、かなり体力的にキツかった。ハム・ソーセージにもくじけたし(笑)。

話は前後しますが、4月は、同い年のダグ・スミス(ギター・チャンピオン!)が来日して、6ヶ所、6公演を行いました。背が高くて(2m近い!)大きい彼ですが、ハートはもっと大きく、その上、すごく優しいんです。彼の曲にもあるように、まさに、「ジェントル・ジャイアント」といったギタリスト。最近、僕が好きなシナモン・アーモンドをわざわざ送ってくれました。あとでメールが来て、「箱の中にメッセージを入れるのを忘れた~」ということでしたが、そんなフォローをしてくれるのも、いかにも彼らしいと思って、ニコッとしてしまった(笑)。日本で何を見ても感動し、何を食べても感動し、またどこへ行っても素直に感動してくれた彼。そんな彼を「友人」と呼べる僕は幸せですね。

9月はドルフィン・ギターズさん企画のCD録音。日本の若手ギター製作家5人のギターを僕と小松原 俊さんとで弾き合うというものですが、かなり興味深いプロジェクトでした。改めて思いましたが、僕は創造している時間が「やっぱ、好きやねん!」 ということ。もちろん、ギターも!

 9月後半は、『プー横丁』お薦めのギタリストのトレース・バンディーくんが来日して、大阪で一緒にライヴをやりました。カポタストを5つくらい着けたり、外したりしながらの演奏は面白かった~。それと、京都太秦の撮影所で偶然一緒に撮ったという写真を見せてくれたときはビックリ・・・な、なんと、水戸黄門(里見浩太郎さん)とのツー・ショット! これは超貴重品です! 

10月は、滝ともはるさんの記念ライヴ。ここでは、上田正樹さんはじめ、すばらしいアーティストの皆さんと出会うことができて、すごく嬉しかった~!

そして、ヤイリ・ギターさんと新星堂さんとの出会い。来年の2月中旬に上ってくるニュー・ギターが楽しみっ!  

・・・ということで、ザクっと今年のポイントだけ抜き出して書いてみましたが、もちろん上記以外にもライヴや出来事、思い出はありますが、やっぱり「出会い」が今後もキーワードになるのかなぁ。そのためにも、せっせと出かけて(動いて)いかないとね!

12/12, 13, 14のライヴ

各ライヴ会場にご来場くださった皆さま、ありがとうございました! 今回は、神戸(鈴蘭台)→山口(防府市)→大阪(吹田)という動きでした。

まず、12日のライヴでは、前夜に出来上がったアレンジ曲、“桃色吐息”(S59年のヒット曲)をお披露目しました。が、かなり無理があったかなぁ(笑)。圧倒的に練習の時間が足らないということはもちろんですが、いわゆる「昨日の今日」ですから、身体に馴染んでいないんですよね。しかも、けっこう難しいアレンジになったし・・・それでも、やってしまった~。しかも、二回も! 結局、“桃色ため息”になってしまったんですが、まぁ、「ライヴならでは」ということでご勘弁くださいね(笑)。MCでも言ったように、僕はチャレンジャーです。今後もドンドン恥をかいていく覚悟ですから、客席から温かく見守ってくださいね~。

翌13日は、ギターでは初めてお邪魔する山口県は防府市でのライヴ。ある有志の方が主催してくださったのですが、すごく盛り上がって、ハッピー・ハッピーな一夜となりました。手伝ってくださった皆さまは、全員、手弁当状態。ただただ「ギター好き」というだけで、ご協力をいただきました。Mさんはじめ、皆さま、大変お世話になりました! また行きたいなぁ。ちなみに、この夜の“桃色吐息”は、昨夜より良かったと思いますぅ。

14日は大阪。ライヴ前にドルフィン・ギターズさんに寄って、ピックアップの調整をしていただきました。そのお陰で、全6弦の音のバランスが良くなりました。ギターって、ちょっとしたことが影響するし、その「ちょっとしたこと」が重要でもあるんですよね。で、ライヴですが、石井完治さんとの2回目のジョイント。やっぱり、セッションは楽しい! この夜のための曲(二人用)まで準備していただいて、とにかく面白かった~。きっと、お客さまにも、そのフィーリングは伝わったことと思います。ちなみに、ライヴ後の打ち上げでの話題はもっぱら健康の話・・・というのは、悲しい話ですが、ここ数年の間に同年代のミュージシャンが何人も亡くなっているんですよね。完ちゃんも、決して体調万全とはいかない様子ですし、僕もここ数年、イマイチ状態が続いていますので、どうしても「やっぱり身体には気をつけんとなぁ」という話になってしまうんですよね。お互いに、「一日、一日、そして、一回、一回のライヴを大切にしていかんとねぇ」ということで意見一致。

さて、次のライヴは、上田正樹さんのライヴのゲスト出演です。僕にとって、今年一年の最高の締めくくりになりそうで、今からすごく楽しみにしています。すでにチケットは売り切れているかもしれませんが、興味のある方は、一度問い合わせてみてくださいね。

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上田正樹 2 Days Live at Paradise Cafe(横浜)

日時:12月26日(金)、27日(土)
一部 開場:18:30 開演:19:30
二部 開場:21:30 開演:22:30
※入れ替え制 10,000円(フリードリンク)
お問合せ先:(045)228-1668
http://paradisecafe2001.com/
会場住所:横浜市中区住吉町6-72 B1

〔出演者〕上田正樹(vo)、堺敦生(p)、樋沢達彦(b)
ゲスト:住出勝則(g)