【オレにも言わせ論】

皆さま、ご無沙汰しておりますが、お元気ですか? 今回は、音楽関連ではなく、最近ず~っと気になっていたことを綴ってみました。少し長いですが、ぜひ、ご一読ください。

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近年、個人レベルでも防犯意識は上がってきています。自宅周りに監視カメラを設置したり(ドア、窓の施錠はもちろんのこと)、更に番犬を飼ったり等しておられる人達も多いことでしょう。また、外出すれば街中には監視カメラがありますし、車を運転している時はドライブレコーダーを利用しつつ、防犯/防御意識は常に働いていると思います。

個人レベルでもそうですから、それが国家レベルとなれば、なおさら強度が上がるのは明々白々。ですが、国家の話しになった途端、まるで他人事のような感覚になる人が多いのは何故でしょうか? しかも、情けないことに、国会では国防力を下げさせようとする勢力が出てきたり、防衛費を上げようとすれば邪魔をする党やら議員が出てくる始末。現状を見れば、日本に対する領海、領空侵犯は常習化していますし、隣国のミサイル(核含む)が日本に向けられている事実もある。その緊迫度、緊張感は個人レベルの比ではありません。C国に至っては、尖閣のみならず、台湾進攻も視野に入っていますし(与那国島は台湾から110キロしか離れていない)、加えて、北海道に関しては、ロシアの忍び寄る足音も聞こえてくる・・・

そんな中、今の日本は、家の鍵を閉めず、泥棒やスパイが入って来ても「どうぞ、どうぞ」と手招きするかのような有り様。それでも、かろうじて身を守れているのは、日米軍事同盟のお蔭。しかし、それとて、尖閣有事の際、米軍が日本を守ってくれるとは限らない。アメリカから見れば、遠くにあって、しかも日本によって”実行支配”されていない「無人のただの岩」。そのために血を流す必要があるのか、という反論があっても文句は言えない。「自分の国は自分で守る」のが大前提ですから。その当たり前のことができない国―それが今の日本なのです。

だからこそ、自衛隊法改正はもちろんのこと、抑止力としての核武装議論、そして最も重要な憲法改正が急務なのです。外交は、しっかりとした軍事力の支えの上に成り立つもの。そして、国民の安心、安全は国防力と比例する。

最後にひと言・・・もう、国民はいい加減「平和ボケ」から脱しなければならない! 政府は「事なかれ主義」と決別しなければならない! ただただ手遅れでないことを祈ります・・・

by 日本を愛する”いちギタリスト”