ステイシー・ケントをお供に散歩してきました。やっぱり、彼女の歌声は最高! このブログでも何回か彼女のことを書いていますが、僕との相性は抜群・・・といっても、100%一方通行ですが(笑)。めちゃくちゃ癒されます、ほんま。彼女にしてみれば、日本の片隅で、こんな“ギター馬鹿”に愛されているとは知るよしもないのでしょうが、音楽に国境はなし。言葉が分らなくても(歌であろうが、インストであろうが)、心のどこかで感じれる部分があればいいんです。そして、聴き方も自由、感じ方も自由。音楽ってそんなもんですよね。
うん、やっぱりよかった、音楽にかかわることができて!
気分転換に散歩に出かけました。今日の音楽のお供は、ジャズ・シンガーのダイアナ・クラールのAll For You(1996)というCD。これは、彼女がナット・キング・コール・トリオに捧げた、いわば、カバー集ですが、すごくまとまった一枚なんですよね。僕の大のお気に入りのステイシー・ケントから“浮気”をしているわけではないのですが(笑)、ナット・キング・コールの1940年代の音楽にも興味があって、最近ゲットしました。
ゆっくりと自分のペースで歩きながら、いい音楽を聴く。そして、あれやこれやと思いをめぐらす・・・この時間帯はいいもんです。自然と感謝の気持ちも湧いてきます。「今」という瞬間を音楽と一緒に歩くことで、生かされていることにも気がつきます。
更新された「ライヴ情報」に、4月18日(日)のCANVAS(長野・飯田市)が追加されました。長野市のほうは、昨年夏にピーター・フィンガーとのツアーでお邪魔したのですが、飯田市、そしてこの『キャンバス』は初めて行きます。まだ先のことですが、近郊にお住まいの皆さま、ぜひ、その節はよろしくお願いしますね!
思えば、僕の場合、まだまだ行けてないところが多いんですよね。というか、行ったところより、行けてない場所のほうがはるかに多いのが現状。ので、「こんな所にこんな会場がある」とか「ぜひ、こちらに来てください」というリクエストやお知らせをいただけるようでしたら、「コンタクト」ページからメールを下さいね。不景気の折、何かと大変だと思いますが、20名くらい集めていただければ喜んで出かけていきますので、ご遠慮なくお知らせください。よろしくお願いいたします。
さて、カバー曲集の最終チェックもろもろですが、順調に進んでいますよ~。もう準備万端状態。乞うご期待!
昨日、久しぶりにアール・クルーの♪Solo GuitarというCDを聴きなおしてみました。このアルバムが発表されたのは1989年のこと。もう、20年以上も経つんですねぇ。聴いていて、まったく年月のことなんて気になりませんし、そこが、ジャズ・スタンダードの良いところなんでしょうね。♪ペーパー・ムーンから始まって、全14曲の珠玉のスタンド・ナンバーの選曲。演奏、アレンジも最高に心地いい!
じつは、このCDは僕にとって教科書(お手本)のようなもの。本当によく聴きましたし、全曲“耳コピ”して、そのたびに和音やらコードやらフレーズのもって行き方などに感心させられっぱなしでした。とくに、♪Love Is Here To Stayという曲が好きです。僕は、このCDと出会えて、ほんとうに良かったと思っています。多くのことを学ばせていただいただけでなく、今でも、楽しませてもらっているわけですから。ひょっとすると、「ソロギター・アルバムの金字塔」と呼ぶにふさわしい1枚かもしれません。ぜひ、皆さんにも聴いて欲しいと思っています。ただ、古い作品ですので、今でも手に入るかどうか定かではありませんが・・・
僕の次のCDはカバー曲集。この”Solo Guitar”と同じくらいのクオリティーを目指したいとは思いますが、さて、どうなるでしょうか。よし、残された時間内で、いけるところまで質を上げる作業を続けていくぞ~!
遅ればせながら、ネットからiTunesの最新バージョンをダウンロードしてみました。手持ちのCDがガンガン保存できるのもありがたいですが(もちろん、携帯プレーヤーに転送もできるし)、それより、世界中のネット・ラジオやらポッド・キャストが無料で聴ける、見れるというのがすごい! 全国で語学(とくに英語)の勉強に勤しんでおられる方々が多いと思いますが、僕が最初に英語の勉強に手を染めた頃と比べると、もう雲泥の差。当時、“本物の英語”を聞こうと思うと、FENラジオくらいしかなかったように記憶しています。しかも、電波の具合でうまく受信できなかったりと・・・そして、限られた場所に住む人しか聴くことができなかったようにも思うし。それが、今では、日本のどこにいようが、お茶の間でスイスイと本場の英語に触れることができます。ほんま、驚きです。しかも、無料で!
僕は、とくにCBSの『ミステリー・シアター』というラジオ・ドラマが好きで、当時、FENからカセットに録音したものをよく聴いていました。電車の中、歩きながら・・・でも、カセット・ウォークマンとカセットを持ち歩くことは、ほんまにかさ張ってしょうがありませんでしたねぇ。重い、重い(笑)。今では、カセット・テープ(死語?)よりはるかに小さなモノに、何千曲、いや、何万曲って入るんやもんなぁ(笑)。
以前にも書きましたが、便利になることは大歓迎なんですが(僕も恩恵を受けている1人)、あらゆるジャンルの音楽、動画、ラジオ、ポッド・キャストなどが「無料」で聴ける、見れるということで、じっさいに、CDやDVDなどの売り上げに悪影響を及ぼしているのでは(?)という一抹の心配があるんですよね。どうなのかなぁ? 高音質の素材が「タダ」で手に入る状況に慣れすぎて、お金を払う理由が見つからない、という風にならないといいんですが。
今後、どうなるんやろ? どこまで行くんやろ? そして、日本の「ソロ・ギター音楽」は、どういう道をたどっていくんかなぁ・・・。
現在、決定しているライヴを、いち早くこちらのほうでお知らせしておきますね。詳細は「concerts」ページをご覧ください。
4月2日(金):モダン・タイムズ(京都)
4月3日(土):源(名古屋)
4月15日(木):バック・イン・タウン(東京)
4月16日(金):宮内家(さいたま市・東浦和)
4月17日(土):ハーパーズ・ミル(山梨・甲府)
4月24日(土):5TH STREET(大阪・吹田)
————————————————————
その前に、
2月3日(水):5TH STREET(大阪・吹田)
~FUNK 54 バースデー・ライヴ!~
のほうも、よろしくお願いしますね! 平日ですが、ぜひ、この“好き日”を一緒に祝ってください。
気の早い話ですが、今秋(9/25, 26)、関西で大きなアコースティック楽器のイベントが行われるようです。『サウンドメッセ イン 大阪 2010』というもの。この手の催しは東京では数々あるのでしょうが、関西ではありそうでなかったんですよね。まだ先のことですが、ホームページのアドをあげておきますので、ご覧ください。
http://www.sound-messe.com/index.html
————————————————————————————–
あと、近いうちにライヴ情報をお知らせしますので、もう少し待っていてくださいね。
最近、何点か身の回りの家電小物を買いかえる機会がありました。やっぱり、あれから年月が経っているだけに、すごく進化しているのに驚きです。まぁ、メーカーとしては、モノがなんであれ、新しい「売り部分」を小出しにして“新製品”として売っていくのが常套手段なのでしょうが、携帯プレーヤーであれ、カメラであれ、進化のスピードはすごく速いですよね。あらためて驚きです。
今年になって産まれてきた子供達は、今、僕らがびっくりしている機器が「標準」になるわけですし、しかも、さらに年々進化していくわけですから、10年後とか、どうなるんでしょうねぇ!? 今の最先端の機器に向かって「あっ、懐かしい~」なんて言うのも、すぐそこなのかもしれませんね(笑)。
モノが進化して便利になるのは、すごく有難いことなのですが、どこかの記事で「便利は不便」という言葉に出会ったことがあります。これは、「便利すぎるゆえ、その分、努力をしなくなった」的なニュアンスで使われていたと記憶しています。能動的ではなく、受身的になりつつある、というメッセージでもあるのかなぁ。なんか、ドキっとする言葉ですねぇ(反省)。
バースデー・ライヴ(2/3)の曲目の検討をする予定。ここのところカバー集CDに集中していたこともあり、自分のオリジナル曲をあまり弾いていませんでした。ので、けっこう忘れてる~(笑)。たとえ自分の曲といっても、少しの間弾かなかったら、最近は忘れるスピードが速くなって、「あれ~?」状態になる回数が増えてきているんですよね。まいった、まいった。あ~、年はとりたくないなぁ(笑)。でも、容赦なく時は過ぎていく~。
思えば、僕にとってこの時期は、プロ野球でいうところの「自主トレ」みたいなもの。あれやこれやと試してみるのもOKやし、どんどん間違いをおかして、そんな中から発見していけばいいのかな。よし、ガンバろっと!
じつは、新譜の準備に集中しすぎて、ライヴのブッキングのほうが大幅に遅れてますぅ。ので、動き出すのが少し遅くなるかもしれませんが、気長に待っていてくださいね。やりたいことは沢山あるんですが、なにせ、ぜんぶ自分でやらなあかんから大変・・・“超弱小個人事業主”はツライ!?
皆さま、お元気ですか? 僕のほうは、順調に、カバー曲集CDのアレンジの再チェックをやっております。各曲とも、「このままでいいのかなぁ。いや、ちょっと変えたほうが・・・」とか、「もっと良い和音、フレーズはないかなぁ」など、けっこう細かくチェックしています。ひょっとすると、この時間帯が一番楽しいのかも。レコーディングがスタートすると、もう、一心不乱に突き進むだけなので、それまで残された時間内で、より質を上げるための努力を続けたいと思っています。
ギター1本だけのレコーディングというのは、意外と楽しいものではないんですよね。正直、かなり疲れます。まず、ステージとは違う種類の緊張感に襲われるんです。そして、妙に力んだりしますし、「完璧性」の部分が頭をもたげてきたりもします。ので、やめ時―これでいい、と決定する瞬間―がむずかしいんですよね。もちろん、「おっ、今のテークはイケテルなぁ」と自己満足できる瞬間があったりして嬉しいんですが、こと録音に関しては、現場での様々な感情を抑えるのに苦労しますねぇ。今でも。逆に、「ハッピー・アクシデント」もあったりするんですよね。思わぬところへ指が行って(ミス!)、それが思わぬ和音やらフレーズを生み出す・・・でも、これはあくまでもアクシデントですから、前もって狙えるものではありません。だから、ここは期待してはいけない部分かな。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |