感謝・感謝・感謝の一夜!

25日の記念ライヴに参加してくださった皆さま、ほんとうにありがとうございました! なんと、100名を超えるお客様に来ていただけました。これもひとえに、このライヴの告知に協力してくださった皆さまのお陰です! もちろん、ゲストの皆さまのお力添え、会場のスタッフの皆さまのサポートなどなど、献身的な協力なくしては実現不可能でしたので、ほんまに助けていただいたことに感謝の気持ちしかありません。あえて、お一人お一人のお名前を挙げることはしませんが、心から「ありがとうございました」と言わせていただきます! ギューギュー詰め状態、プラス、トイレ待ちなどなど、ご迷惑をおかけした点が多々あったかと思いますが、僕にとって皆さまの存在がどれほど心強かったことかっ!

さて、「100名以上」と見て、どう思われるでしょうか・・・何千人とか簡単に集められるアーティストなどから見れば、こんなささいな数で喜んでいる僕のことが滑稽に思えるかもしれません。が、僕にとっては、ほんまに嬉しい出来事だったんですよね。しかも、会場には懐かしい昔の仲間達の姿もあったりして、もう感無量。

さて、弟一部のゲスト、ナレーターの畑中ふうさん。あの「ええ声」に、思わずステージ上で聴き入り、感情移入しすぎそうになった場面もありました。とくに、「Treadin Easy」の前のくだり。オーストラリアでソロギタリストとしてやっていくと決意して、血のにじむようなギター練習をしていたあの頃・・・そんな辛い時期の思い出が瞬時に頭に浮かんできて、何回も胸にこみ上げるものがありました。短い時間でしたが、なんかテレビ番組のドキュメンタリーをステージで再現しているような感覚で、これまでに経験したことのない雰囲気、気分に浸ることができました。ただ、めっちゃ緊張した~! けっこう、自分的には「いっぱい・いっぱい」やったかなぁ(笑)。力が入りすぎ~。

そして、第二部。アリスのきんちゃん(矢沢透)と滝ともはるさんに来ていただきました。文句なし、楽しかった~! あっと言う間に終わった感じがしたなぁ。弟一部とのコントラストの違いもあったし、思いっきりハジける(暴走?)ことができました。とにかく、僕はこの二人のキャラに救われました! まさに「音」を「楽」しむ、そんな「音楽」が作れたように思います。本番は予想通りリハと全く違う内容になってしまいましたが、これは、忘れるんです、ハイ、僕らくらいの年齢になると(笑)。リハはリハ。本番は本番・・・別物なんです!? 

今回、あえて『エアポートふたたび』というシグナルの曲をインスト&ニューアレンジでお届けしたのは、もし歌うとしたら、涙・涙で最後まで唄えないんじゃないか・・・と、そんな予感がしてたからなんです。あの歌詞は、あかん、泣けます(笑)。とくに次のフレーズ・・・

♪お帰りと抱きしめて 何もきかずに二人の空白をうめてしまおう 
様々な人生がすれちがうエアポート 君が帰ってくれたことだけでいい・・・

と、ステージに立つ自分の気持ちを代弁するかのような内容。ほんまに「帰ってくれたこと」が僕には嬉しかったんですよね。でも、ひょっとすると、インストバージョンより歌バージョンのほうが聴きたかったと言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、まぁ、あれはあれで僕のチャレンジと解釈していただければ幸いです。

さぁ、そして、アンコールのアンコールで韓国の天才ギター少年、チョン・スンハくんに登場してもらいました。14歳になったばかりの彼ですが、あの可愛さにバキューンとハートを射抜かれた女性陣も多かったことでしょう。で、彼とは「You Are My Rainbow」という僕の曲を演奏しました。じつは、あのとき、リハもしていないし、二人で一緒に合わせる作業もできていなかったんです。でも、すごくいい感じでいけたように思いますねぇ。自分で言うのもなんですが、ハモリの感じが気持ちよかった~。いかがでしたか?

この記念ライヴ、すごく楽しめたんですが、すごく疲れた日でもありました。前夜はよく眠れず、ライヴ後もよく眠れず・・・困ったもんやなぁ、「あそこはこうしたほうが良かったかな」とか、お客さまの表情が頭の中に浮かんできたりと、興奮状態からなかなか抜け出せませんでした。ので、なんか二週間ほど旅したくらいに疲れました(笑)。でも、精神的に充実してたから問題なし!

今後とも、僕とギターの“二人旅”を見守っていてくださいね。
まだまだ旅の途中・・・