4月末に行った中国ツアーですが、なにかと忙しくて、あまり観光に時間がとれなかったんです。まぁ、あくまでも仕事で行ったわけですのでしょうがないところですが、唯一、ハルピンでしばし観光気分に浸ることができました。今日は、そのときの画像を何枚かご紹介しますね。
一枚目は、ロシアの雰囲気が残る「中央大街」という、歩行者天国の大通り。すごく歴史を感じる建物が多く、なぜか、中国にいるということを一瞬忘れてしまいそうなくらいです。ロシア・カフェとかロシアの雑貨店とかが目に付きました。で、僕が立っているのは、その大通りの一番奥に位置しているところで、ちょうど「スターリン公園」の入り口にあたります。
二枚目は、「聖ソフィア教会」。手元のガイド・ブックによると、ハルピンに進出したシベリア兵のために、1907年に造られたロシア正教の礼拝堂だそうです。現在は、建築芸術館。外装はもちろんですが、内装も美しかった!で、写真は僕が撮ったので僕は写っていませんが、左の隅でカメラをかまえて撮影している後姿の男性が、今回、お世話になった黄家偉さんです。友人でもある彼ですが、いまや、中国を代表するギタリストとなり、アジアでのソロギター音楽の普及に力を入れるファイターです。
三枚目は、ライブでお世話になった主催者/スタッフの皆さまとの打ち上げ風景。これでも十分すぎるくらいの食べ物の量ですが、このあと、まだまだ出てきたんですよ~! ビールとかお酒が見えませんが、このあと、結構、皆さん飲まれました。僕もついつい・・・中国の習慣では、乾杯したら飲み干さないといけないらしく、僕は“プチ乾杯”だけして、適度に飲んでいました(笑)。僕としては、サイン会とかでファンの皆さまと交流し、打ち上げでスタッフの皆さまと交流したりする時間が、すごく好きです! なぜって? 逆に、皆さまから力(パワー)をもらえるから!
で、最後の画像は「ハルピン・ビール」。またまた手元のガイド・ブックによると、1900年創立で中国最初のビール会社だそうです。 ハルピンのビール消費量は、世界第三位! ちなみに、一位はミュンヘン(ドイツ)、二位はモスクワ(ロシア)。
韓国・ソウルでのライブ(7/11)の時、韓国が生んだ天才少年ギタリストのチョン・スンハくんが見に来てくれました。もちろん、お父さまと一緒に。すでに、YouTubeなどの動画サイトで世界的スターとなっている彼ですが、年齢は、まだ13歳! 僕とは、なんと、40歳も違う~~~~。あちゃ~(笑)。僕の第一印象は「好青年!」という感じで、とにかく、彼のシャイな部分が、僕の中の“親心”的なところをくすぐるんですよねぇ。たまらん!(笑)。
心配なのは、悪~い大人に騙されたり、利用されたりしないといいけどなぁ・・・ということ。まだまだ時間的に余裕があるので、ゆっくりと、そして真っ直ぐに育っていって欲しい、と願うばかりですね。20歳くらいからでも、十分に早いくらいですから。
そのスンハくんが、僕の♪Romanceという曲を弾いてくれています。なんと上手いこと! すでに、ご存知の方も多いことと思いますが、まだの方は、ぜひ、↓ご覧くださいね。他にも、彼の演奏はYouTubeなどにたくさんアップされていますので、要チェックですよ。
http://www.youtube.com/watch?v=UUMy57qp0EU
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※やっと画像の入れ方をマスターしました! ので、今後は、できるだけスペシャルな画像もアップしていきたいと思います。ですが、あくまでもこのブログ用ということで、他のサイトなどへの無断転載・無断使用などは、ご遠慮くださいますようお願いいたします。ご理解のほど。
まずは、ピーター・フィンガーとの『日・独アコギ同盟ツアー』が無事に終了しましたことをお知らせいたします。各会場へお越しくださった皆さま、また、直接、間接的にこのツアーをサポートしてくださった皆さまにお礼を言わせていただきます。本当にありがとうございました! 今回も、色んな方々の協力を得ることができ、リタイヤすることなく完走することができましたし、感謝の気持ちで一杯です! とくに、防府市(山口)では大雨に遭い、京都へ向かうため、急遽、新幹線の徳山駅まで車を出していただいたりと、かなり無理なお願いまですることに・・・申し訳ない気持ちで一杯なのですが、気持ちよく協力してもらえる関係に改めて感謝!
さて、今回のツアーですが、いや~、ほんまに疲れました~。とくに、暑さと冷房のギャップが身体(老体?)にはキツかったですねぇ(笑)。ということで、23日、大阪へ移動する前の京都でのプチ観光は、暑さのため途中でギブアップ・・・あと、この“ホスト・シリーズ”は6回目になると思うのですが、ホストとしての細かい事務的なことや、気使い(気苦労?)などなどで、やっぱり普段より疲れるんですよねぇ。これは、相方がどうのとかではなく、「とにかく良い印象を持って帰って欲しい、そして楽しんで欲しい」という強い気持ちの裏返しなのかな? でも、今回もそうでしたが、相方の演奏を楽しんでおられるお客さまの姿を見て、僕は報われた思いで一杯でした。じつは、年々、肉体的にきつくなっていく自分を感じていて「あと、何回、こういうことができるのかなぁ・・・」と、弱気になる時があるのですが、お客さまの笑顔を見ていると、やっぱり当分は止められそうにありませんね!
このツアーは韓国から始まりました。じつは、ソウルで熱狂的に迎え入れられたこともあり、ホスト役の僕としては、「ピーターとしては、このノリが基準になるわけやから、日本でのツアーが盛り上がらなかったらどうしよう・・・」と、不安が先立っていたんです。でも、考えれば、場所がどこであれ、それぞれの良さがあるわけですから、それはそれでいいかと・・・
ツアー中、ピーターと色んな話をすることができました。公にできない内容のほうが多かったですが(笑)、国は違えど、やはり同じことで悩んだり、喜んだり、「同じ人間なんだ」という単純な事実に改めて気づかされました。しかも、共通語が「ギター」というのは、本当にすばらしいことっ! そんな言語を授かった自分としては、国内・国外を問わず、もっともっと交流の機会を作っていく必要があると思うのと同時に、日本でのソロギター音楽の認知度がもっとアップすればいいな、と思わずにはいられません!
今後とも、よろしく!
少し前にギター・ケーブルのことを書きましたが、今日、ゆっくリ時間をかけて色々と試してみました。まぁ、ライヴのように大音量ではできなかったのですが、やはり「たかがシールド、されどシールド」という感じで、モノによって出音が違います。また、機材→機材のケーブルも変えてやってみましたが、これも音に影響が出ました。差は微妙な感じですが(でも違いは聞き取れる)、この「微妙」が重要なんですよね。究極的には、個人の「好み」の問題になるのでしょうが、ここは、こだわりたい部分ですよね。メーカーによって、低音部分がブースト気味のモノや、中音域を少し抜いた感じで、クリアー(若干、軽め)に設定してあるものまで様々です。
さて、僕としては、少し前から使っている中村製作所のケーブルが一番しっくりくる感じで、結局、そこに落ち着きました。もちろん、ギター、ピックアップなどとの相性があると思いますので、いい意味で試行錯誤をしながら、自分に合うケーブルを見つけて欲しいと思いますね。言えることは、ケーブルを甘く見てはいけない(!)ということ。これには、自戒の念が強く入っています(笑)。
今後、ケーブルに限らず、プリアンプなんかも色々と試していこうかなと思っています。やっぱり、実際にライヴで使ってみないことには、良し悪しは分りにくいですし。ということで、15日からのツアーでは、Ultrasound DI Plus(中林貿易)というプリアンプを使ってみることにします。
あと、ギターの演奏のほうも、やはり試行錯誤(前向きな!)・・・そこからでないと、何も生まれないような気がするなぁ、最近は。前へ前へ、そして、さらに高く高くと・・・
やっと声が聞けた!・・・と言っても何のことか分らないと思いますが、昨夜、アメリカのアマゾン・コムで僕の好きな作家をチェックしていると、彼らのインタビューやら本のプチ・プロモーション・ビデオを発見。そこで、初めて、ディーン・クンツ、ハーラン・コーベン、サンドラ・ブラウン、マイケル・コネリーなどの肉声を聞くことができたんです。それまでは、それぞれのペーパーバックに出ている写真しか見たことがなかったので、「どんな声なのかなぁ」と想像だけが膨らんでいたのですが、やっと、顔に声がくっついて完成形(?)となりました。たわいもないことかもしれませんが、僕としては、すごく興味深かったですねぇ。
当然、日本でも、僕の「声」を聞いたことがない方々は数知れないわけですが、そのためにも、15日からのツアーには来て欲しいなぁ・・・というか、「ギター」を聴きに来て欲しいんですが~(笑)。
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↓“50/50″
http://www.youtube.com/watch?v=W84su_SG6MQ
↓“One Day in Paris”
http://www.youtube.com/watch?v=Ha1ZSqdbRoE
↓“When You Wish Upon A Star”
http://www.youtube.com/watch?v=-CpBJK2pXSU
早いもので、今日から7月。すでに一年の半分が終わったわけですが、皆さん、覚えていますか・・・新年の誓いを(笑)。そう言う僕は、すっかり忘れてしまっています、ゴメン。なんか、最近、忘れるスピードが速くなったようで怖いなぁ。でも、請求書を書いたりすることだけは忘れません、人並みに(笑)。
さて、今月は15日から(その前に韓国でもあります)ピーター・フィンガーとのツアーが始まります。ので、今は、その準備、練習に時間を割いております。が、ずっとカバー曲のアレンジ・モードが続いていて、けっこう横道にそれたりしていますが、選曲を含め、その過程を楽しんでいますよ~。このツアー、ぜひ、ご参加くださいね! もちろん、新しいカバー曲もやりますからね。ただ、急激に数が増えたから、どれをやるかが問題・・・ん、悩むな~。
また、偉大なアーティストが、突然この世を去ってしまいました・・・こういう訃報にふれるたびに、人生のはかなさを痛烈に思い知らされます。「明日のことは分らない」と・・・若い時であれば、そのフレーズを言い訳にしては飲み遊んでいたわけですが、現在は、「だから、『今』を大切にしなくてはいけない」と、少しは大人になったのかなぁ・・・。
合掌。
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Acoustic Guitar Book Vol. 29(シンコー・ミュージック・ムック) 発売中!
※僕とボブ・エバンスのインタビュー/CD”Cat and Mouse”のレビューが掲載されています。
いや~、暑いですねぇ。梅雨の最中ということですが、なんか、もう真夏状態のよう。そんな中、昨日は大阪のミナミにある韓国領事館へビザの受けとり(来月のコンサート用)に行ってきました。手には雨に備えて大きめの傘・・・これが大変。べつに重いとかではなく、どこかに置き忘れないかという心配(笑)。もう年のせいか、目線に入るところに置いておかないと、完全に忘れてしまいそう・・・が、昨日は3回もあぶない目にあってしまった~。一回目は入ったお店の中、二回目は駅の切符売り場、そして、3回目は駅のキオスク。あやうく置き忘れるところでした・・・というか、置き忘れてあわてて取りに戻ったのでした! どうやら、僕と同じような人がいるようで、何回か、置き忘れられた傘を目にしました。皆さん、くれぐれも気をつけてくださいね!
その後、ドルフィンさんに立ち寄ってギターの微調整をしてもらいました。この時期は、ギターにとって最悪の環境。できる限り面倒をみてあげないとね! 調整といっても、僕らの場合、ほとんどが0.~mmとかいう微妙なものなんですよね。でも、そのわずかな調整が大きな変化をもたらすんです。ついでに、最近出たというギターケーブルも買ってみました。「Gear」のコーナーにも書いていますが、ケーブル(シールド)で音が変わる(良くなる)場合が多いんですよね。意外と気が付きにくい部分ですが。
ここのところ、なぜか最近の音楽を聴かなくなってしまいました。ゆえに、今、どういう曲が国内外でヒットしているかとか、まったく意識しないんですよね。が、逆に、昔の曲にはすごく興味がわく今日この頃なんです(笑)。とくに、70~80年代の音楽。この頃に、いちばん多く音楽を聴いたということもありますし、かなり影響を受けているという事実もありますから。とにかく、メロディーがいい! アレンジもいいのが多いし、分りやすいのがいいですねぇ。中でも、ディスコ系は好きです、やっぱり。
少し名前を挙げると・・・エリック・カルメン、レオ・セイヤー、アメリカ、ブレッド、マイケル・フランクス、ジノ・バレリ、デーブ・メイソン、スーパー・トランプ・・・他に、AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック?)と呼ばれたジャンルのアーティスト(ボズ・スキャッグスなど)も数多く聴いていました。あと、ひそかにバリー・マ二ローなんかも聴いていましたねぇ。別に「ひそかに」彼の音楽を聴く必要はないんですが(笑)、とくに外国の人に「バリー・マニローが好き」とか言うと、けっこう小バカにされたりしたんですよね。軟弱なイメージがあるからかなぁ・・・綺麗な曲が多くて、抜群のメロディー・センスの持ち主なのに!
↓この曲なんて、すごく美しいですよ~。ギター用にアレンジしてみようかなぁ・・・
http://www.youtube.com/watch?v=rXeIF6Qk7DM
↑これは、僕のソロギタリストとしての“デビュー”アルバム。もう、かれこれ11年前くらいになるのかな。当時は、何をするのも初めてで、戸惑いっぱなしの状態でした。ましてや、録音した場所は、その時に住んでいたオーストラリアのメルボルン。ミキシングの担当者もギター1本での録音は初めてらしく、「この先、なにが待ちかまえているのかな・・・」と、期待と不安で一杯でした。
おもしろかった(不思議だった?)のは、全曲、スタジオの床に直接座って、あぐらをかいた状態で演奏していたこと! 今では考えられないことですが、当時は、このほうがリラックスできたんですよね。そして、なぜか、リズムもとりやすかったんです。ぐっとギターが身体に近くなって、音の波動も感じやすかったし。
最近は、このアルバムの収録曲を演奏する機会がないのですが、原点を見つめなおす意味でも、また演奏を再開したいなと思っています。とにかく、僕のスタートとなったこのアルバム、今後も決して忘れることはないでしょう!
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