Treadin’ Easy

↑これは、僕のソロギタリストとしての“デビュー”アルバム。もう、かれこれ11年前くらいになるのかな。当時は、何をするのも初めてで、戸惑いっぱなしの状態でした。ましてや、録音した場所は、その時に住んでいたオーストラリアのメルボルン。ミキシングの担当者もギター1本での録音は初めてらしく、「この先、なにが待ちかまえているのかな・・・」と、期待と不安で一杯でした。

おもしろかった(不思議だった?)のは、全曲、スタジオの床に直接座って、あぐらをかいた状態で演奏していたこと! 今では考えられないことですが、当時は、このほうがリラックスできたんですよね。そして、なぜか、リズムもとりやすかったんです。ぐっとギターが身体に近くなって、音の波動も感じやすかったし。

最近は、このアルバムの収録曲を演奏する機会がないのですが、原点を見つめなおす意味でも、また演奏を再開したいなと思っています。とにかく、僕のスタートとなったこのアルバム、今後も決して忘れることはないでしょう!