アコギで花を咲かせまショー!

来年の3月にスタートするボブ・エバンス(from カナダ)とのツアーですが、日程と場所だけでもいち早くお知らせしておきたいと思います。
詳細は近日「CONCERTS」ページにアップいたします。

3月18日(水):5th Street (大阪・吹田)
3月19日(木):パラダイス・カフェ21 (名古屋)
3月20日(金・祝日):カフェ・メリーココ (東京)
3月21日(土):宮内家 (埼玉)
3月22日(日):みかはうす (三重・鈴鹿市)
3月24日(火):新神戸サンホテル (神戸)
3月25日(水):モダンタイムス (京都) 

ボブは、2003年度、全米・フィンガーピッキング・チャンピオンです。彼とは数年前に台湾で初めて会ったのですが、その確かなプレーと人間性の良さで、即、仲良くなりました。その技を近くで見ていただくために、今回のツアーも比較的小さな会場を選びました。ぜひぜひ、各会場の近くにお住まいの方は、ご来場くださいね! 

※今回も、ブログ、HPなどお持ちの方の「口コミ」もろもろ、告知のご協力をいただければ幸いです。「世界には、こんなギタリストがいる!」ということを知って欲しいのと、ぜひとも、ボブの演奏を見に来ていただきたいとの強い願いからです。

どうぞ、よろしくお願いいたします!

すでに心は・・・

昨日、「今年のまとめ」的な書き込みをしたとたん、心は来年へと飛んでいる感じ。僕は、良いのか悪いのか、先へ先へと行く傾向があるんです。物事をスパッと切り捨ててしまうというか(笑)。かといって、精神的に切り替えがうまいかとなると、そうでもないんですよね。ん~、ようわからん(笑)。でも、上を向いて歩いていることだけは確かなこと!

すでに、来年の2月初旬からスタートする新譜のレコーディングの準備を始めています。収録曲の再チェック(大体、決まってますが)やらアレンジの見直しなどなど。次は、思いっきり“マニアック”で行ってやろう(!)と思っています(笑)。まぁ、これまでもマニアックと言えばそうかもしれませんが、より、「自分が好きなように」というニュアンスかな。

というころで、1月はずっとこもりっきりの作業になるかな。でも、すごく楽しい時間でもあるんですよね。「こうでもない、ああでもない」という過程が。毎回、その時、その時のベストを目指すわけですが、今回はベスト・オブ・べストを目標に行ってみますね。3月のボブ・エバンスとのツアーの頃にはお届けできるかと思います。お楽しみに~!

また振り返る時期が・・・

今年も、あと2週間を残すのみとなりました。街に出ると、なんとなくせわしない感じがするし、「あ~、もうこの時期になってしまったのかぁ」と、時の経つ早さにため息が出てしまいます。僕にとって今年は、ソロギターに転向して10年、CDも10枚目という記念すべき一年でした。と言っても、べつに特別なことをしたわけではなく、あくまでもマイペースな一年だったかな。プラス、デビューして33年! ワオ~(笑)。

今年は海外へ2回行ってきました。まず、3月のカナダ・ツアー。バンクーバー在住で友人のドン・アルダーに仕切ってもらって、ブリティッシュ・コロンビア州を回ってきました。全部で14公演。かなりハードスケジュールでしたが、観光客が行かないような場所へも連れていってもらえましたし、ライヴのほうも受けたので、すごく良い思い出/経験として残っています。もう一ヶ所は、最近ツアー記を書いたばかりのドイツ。こちらはピーター・フィンガーに仕切ってもらいました。移動を入れると約1ヶ月間という長さでしたが、こちらのほうも貴重な出会い/体験となりました。でも、かなり体力的にキツかった。ハム・ソーセージにもくじけたし(笑)。

話は前後しますが、4月は、同い年のダグ・スミス(ギター・チャンピオン!)が来日して、6ヶ所、6公演を行いました。背が高くて(2m近い!)大きい彼ですが、ハートはもっと大きく、その上、すごく優しいんです。彼の曲にもあるように、まさに、「ジェントル・ジャイアント」といったギタリスト。最近、僕が好きなシナモン・アーモンドをわざわざ送ってくれました。あとでメールが来て、「箱の中にメッセージを入れるのを忘れた~」ということでしたが、そんなフォローをしてくれるのも、いかにも彼らしいと思って、ニコッとしてしまった(笑)。日本で何を見ても感動し、何を食べても感動し、またどこへ行っても素直に感動してくれた彼。そんな彼を「友人」と呼べる僕は幸せですね。

9月はドルフィン・ギターズさん企画のCD録音。日本の若手ギター製作家5人のギターを僕と小松原 俊さんとで弾き合うというものですが、かなり興味深いプロジェクトでした。改めて思いましたが、僕は創造している時間が「やっぱ、好きやねん!」 ということ。もちろん、ギターも!

 9月後半は、『プー横丁』お薦めのギタリストのトレース・バンディーくんが来日して、大阪で一緒にライヴをやりました。カポタストを5つくらい着けたり、外したりしながらの演奏は面白かった~。それと、京都太秦の撮影所で偶然一緒に撮ったという写真を見せてくれたときはビックリ・・・な、なんと、水戸黄門(里見浩太郎さん)とのツー・ショット! これは超貴重品です! 

10月は、滝ともはるさんの記念ライヴ。ここでは、上田正樹さんはじめ、すばらしいアーティストの皆さんと出会うことができて、すごく嬉しかった~!

そして、ヤイリ・ギターさんと新星堂さんとの出会い。来年の2月中旬に上ってくるニュー・ギターが楽しみっ!  

・・・ということで、ザクっと今年のポイントだけ抜き出して書いてみましたが、もちろん上記以外にもライヴや出来事、思い出はありますが、やっぱり「出会い」が今後もキーワードになるのかなぁ。そのためにも、せっせと出かけて(動いて)いかないとね!

12/12, 13, 14のライヴ

各ライヴ会場にご来場くださった皆さま、ありがとうございました! 今回は、神戸(鈴蘭台)→山口(防府市)→大阪(吹田)という動きでした。

まず、12日のライヴでは、前夜に出来上がったアレンジ曲、“桃色吐息”(S59年のヒット曲)をお披露目しました。が、かなり無理があったかなぁ(笑)。圧倒的に練習の時間が足らないということはもちろんですが、いわゆる「昨日の今日」ですから、身体に馴染んでいないんですよね。しかも、けっこう難しいアレンジになったし・・・それでも、やってしまった~。しかも、二回も! 結局、“桃色ため息”になってしまったんですが、まぁ、「ライヴならでは」ということでご勘弁くださいね(笑)。MCでも言ったように、僕はチャレンジャーです。今後もドンドン恥をかいていく覚悟ですから、客席から温かく見守ってくださいね~。

翌13日は、ギターでは初めてお邪魔する山口県は防府市でのライヴ。ある有志の方が主催してくださったのですが、すごく盛り上がって、ハッピー・ハッピーな一夜となりました。手伝ってくださった皆さまは、全員、手弁当状態。ただただ「ギター好き」というだけで、ご協力をいただきました。Mさんはじめ、皆さま、大変お世話になりました! また行きたいなぁ。ちなみに、この夜の“桃色吐息”は、昨夜より良かったと思いますぅ。

14日は大阪。ライヴ前にドルフィン・ギターズさんに寄って、ピックアップの調整をしていただきました。そのお陰で、全6弦の音のバランスが良くなりました。ギターって、ちょっとしたことが影響するし、その「ちょっとしたこと」が重要でもあるんですよね。で、ライヴですが、石井完治さんとの2回目のジョイント。やっぱり、セッションは楽しい! この夜のための曲(二人用)まで準備していただいて、とにかく面白かった~。きっと、お客さまにも、そのフィーリングは伝わったことと思います。ちなみに、ライヴ後の打ち上げでの話題はもっぱら健康の話・・・というのは、悲しい話ですが、ここ数年の間に同年代のミュージシャンが何人も亡くなっているんですよね。完ちゃんも、決して体調万全とはいかない様子ですし、僕もここ数年、イマイチ状態が続いていますので、どうしても「やっぱり身体には気をつけんとなぁ」という話になってしまうんですよね。お互いに、「一日、一日、そして、一回、一回のライヴを大切にしていかんとねぇ」ということで意見一致。

さて、次のライヴは、上田正樹さんのライヴのゲスト出演です。僕にとって、今年一年の最高の締めくくりになりそうで、今からすごく楽しみにしています。すでにチケットは売り切れているかもしれませんが、興味のある方は、一度問い合わせてみてくださいね。

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上田正樹 2 Days Live at Paradise Cafe(横浜)

日時:12月26日(金)、27日(土)
一部 開場:18:30 開演:19:30
二部 開場:21:30 開演:22:30
※入れ替え制 10,000円(フリードリンク)
お問合せ先:(045)228-1668
http://paradisecafe2001.com/
会場住所:横浜市中区住吉町6-72 B1

〔出演者〕上田正樹(vo)、堺敦生(p)、樋沢達彦(b)
ゲスト:住出勝則(g)  

今回も運がなかった・・・

東京方面へ行くたびに楽しみがあるんです。それは、行き・帰りとも、新幹線の窓から富士山が見えるかどうかということ。毎回、「今回こそは」と願うんですが、昨日もダメでした。快晴だったので、かなり期待したんですが、裾野の一部分くらいしか見れませんでした。残念! もう数年、見れてないなぁ・・・。

じつは、数十年前になりますが、富士山に登ったことがあるんです。当時、東京に住んでいたんですが、友人のカナダ人が帰国することになり、ぜひ最後の記念旅行として富士山に登りたいということでついて行ったんです。が、別の友人のジョークに見事にハマってヒヤッとしたことがありました。彼いわく、「富士山には歩きやすいように、外灯みたいなのが頂上まであるから、なんにもいらんよ」と。まぁ、常識で考えれば、まったくのジョークということは分かりそうですが、僕ら二人はすっかりこの言葉を信じこんでいたんです。しかも、5合目に着いたのは夜中。当然、真っ暗。こんな「真っ暗」経験したことがないというくらい真っ暗(笑)。あたふたとしている時、幸運にも、どこからともなく人が出てきて声をかけてくれたんです。「あんた達、無防備で何をしとんるだ」と(笑)。結局、その方に懐中電灯を借りて登ることになったのですが、僕は7合目でリタイヤ・・・友人は「絶対に頂上まで行くっ!」と言って、上へ上へと消えていきました。

それにしても早朝に見た「ご来光」は、この世と思えないくらい美しかった! 今でも、しっかりと目に焼きついています。

12/9ライヴ、ご来場ありがとうございました!

雨の中、昨夜の東京でのライヴにご来場くださった皆さま、ありがとうございました! 皆さまに温かく迎え入れていただいたお陰で、大成功のうちに終了いたしました。初めて僕を見ると言われるお客さまも多く、また良い出会いの一夜になったと喜んでいます。新星堂、そして、ヤイリ・ギターの関係者の皆さまにもお世話になりました。ありがとうございました!

昨日は、ライヴ前に新星堂(Rock Inn)さんにお邪魔して、そこで、現在、僕用に製作していただいているAlvarez・Yairiのギターのネックの太さを調整していただきました。ヤイリ・ギターの名工・小池氏に目の前で削っていただいたのですが、この手の経験は初めてで、貴重な体験となりましたし、直接、小池氏を前にその作業の工程が見れたことも貴重な時間となりました。作り手の「魂」を見た気がして、「こちらも、その気にしっかりと応えないと・・・」と、背筋がピ~ンと伸びた感じでした。で、このギター、すでにギターの形にはなっていたのですが、塗装前、そして、ブリッジやペグなどもついていない状態。いわば、丸裸!? この過程のギターを見るのも初めてだったので、すごく面白かったですねぇ。で、この模様など、WOWOWさんが撮影されていますので(もちろん、完成品を受け取るシーンも!)、2月以降に放映されるかと思われます。ちなみに、昨夜のライヴも、ちょこっとだけ撮影していただきました。

明日にそなえて・・・

今日は、一日練習! さすがに温泉へはギターを持っていかなかったので、二日分を取り返さないと いけないし、寒いので指の運動も念入りにやらないとね。

で、明日は↓のライヴです。新曲もろもろやりますので、ぜひ、ご来場くださいね。Alvarez・Yairiのギターも弾きますよ~。平日ですが、よろしくお願いします!

12月9日(火):新宿ミノトール2 (東京)
SHINSEIDO presents;
~Let’s Groove~
チケット:3000円 (1ドリンク付)
開場:18:00 開演19:00
お問合せ先:(03)5269-0795
※21:00~は別のイベントになります。

*** 

その次のライヴは・・・

12月12日(金):STARDUST CAFE (神戸・鈴蘭台)
前売り:2500円 当日:3000円
開場:18:30 開演:19:30
お問合せ先:(078)592-6310

12月13日(土):STAGE ONE (山口県防府市)
前売り:3000円 当日:3500円 (1ドリンク付)
開場:18:30 開演:19:00
お問合せ先:(0835)26-6006 / 080-5239-7992

12月14日(日):5th Street (大阪・吹田)
~ヒゲとメガネとギター×2~
w/石井完治

前売り:3500円 当日:4000円 (要1ドリンク・オーダー)
開場:17:30 開演:18:30
お問合せ先:(06)6386-9114  

お待ちしております!

癒しの旅へ

長かったドイツ・ツアーの疲れを癒しに、なんと、2レンチャンで温泉に行ってきました~。今回は(毎年恒例)、輪島温泉郷と加賀の山中温泉。1つは、海沿いの宿。もうひとつは、山の中にある川沿いの宿。この自然のコントラストがよかったなぁ。もちろん、お湯もよかったし、つかの間の休息となったのでした。

もう1つ、感動が・・・それは、部屋のテレビで見た海外のライヴ映像。エリック・クラプトン、BBキング、アルバート・リー、ジェフ・べック etc といった豪華な出演者のブルース系のコンサートの模様。たしか、2年前(?)に収録されたものだと思いますが、当時、BBキングは81歳! さすがに座っての演奏でしたが、ギター、そして歌のパワーはまったくと言っていいほど衰えを感じませんでした。それどころか、ますます渋みがまして、まさに「ブルースの帝王」健在といったところでしたねぇ。その姿を舞台袖から見守るクラプトンも印象的でした。あと、ジェフ・べックと一緒にプレーしてた若い女性のベース・プレーヤーも印象に残りましたねぇ。名前を覚えてないのが情けないのですが、シドニー(豪州)出身で、チック・コリアのツアーで活躍したとテロップに出ていました。このひと、めちゃめちゃ好かったなぁ~。やっぱり、世界には凄腕のミュージシャンが沢山いるんやなぁ、と改めて感じた次弟。プラス、ともすれば年齢的に弱気になりがちな僕としては、60代、70代、80代のミュージシャンの活躍はすごい刺激になりますし、また目標にもなります。偶然、この番組を見たわけですが、その巡り合わせに感謝しないといけませんね!

お陰さまで、また元気が出てきました。よし、頑張るぞぉ~~~!

ソロギターお国事情

今日は、ツアー記の番外編として、ドイツで出合った各国ギタリストたちの「ソロギターお国事情」を少し書いてみたいと思います。

まず、結論から書くと、やっぱり各国ともまだまだマーケットが小さくて、仕事の量、経済面ともキツイというのが現状らしいです。生活をサポートするために、週に何回かギター教室をひらいているという人もいましたし、名のあるアーティストのバックアップの仕事でなんとか食っていける、という人もいました。その人は、「とてもじゃないけど、ソロ活動だけでは無理だ」とも言っていました。「集客も10名くらいの時があるし」と。また、国土の大きな国になると、“全国的”に展開するのは大変らしいですね。例えば、東海岸では人脈があっても、西河岸ではイマイチのように。まぁ、国内の移動が海外旅行並みということを考えると、うなずけるかなぁ。また、ある人は、「国内では仕事がほとんどないし、海外へ出るしかない」とも言っていました。

こうやって書くと、けっして「日本より海外のほうが盛り上がっている」と一概に言えないですよね。でも、僕が出会った人たちは、ほんとうにギターを愛している人たちばかりで、純粋なんです。情熱も失っていない。そんな彼らを見ながら、「なんとか、ええ方向へ行かんもんかな」と素直に思った次第。僕も含めて。日本のみならず、世界規模でソロギターの底上げができないものかと。

そのためには、まず、日本のソロギター界を(アジアも!)もっともっと盛り上げていかないといけませんし、各方面からの協力が必要になりますねぇ。一人の力はたかがしれていますが、お互いに協力し合うとパワー倍増どころか、3倍、4倍の力となっていけますから。

でも、とりあえずは草の根的な展開から始めるしかないのかなぁ。理想としては、1から6くらいへ一気にジャンプしたいのですが・・・

ドイツ・ツアー記 (10) 最終回

11月23日(日)】ツアー最終日。そして、Karlsruheでのライヴ。長かったツアーが終わるということで、ここまで何とか無事に来れてホッとする気持ちと、一抹の寂しさを感じながら朝を迎える。10:20に起床したけど、なぜか、よく眠れず。サウンドチェックまでフリータイム。さっそくランチを食べに外出。ついでに、お土産でも買おうと思っていたのはいいのですが、日曜日ということで、街はゴーストタウン状態で、お店は休み!閑散としている。結局、またスターバックスへ入って、そこでランチを済ませることに。かなり寒~い。でも、ジーンズの下にタイツを着込んでいたので、寒さ対策はバッチリ(笑)。ショッピングの思惑がはずれたので、またお城へ向かう。今日は周りの公園などを散策し、違う角度からお城が見れたので、それなりに好かった。

17:30、会場へ出発。いい感じの場所。常設のPAは、これまでで一番良かった。ということで、演奏の質も上がり、ライヴは盛り上がった。お客様の反応も良かった。ただ、照明が赤(好きな色ですが)主体だったので、手元が若干見にくかったかなぁ。今夜は、このツアーで受けがよかった「♪上を向いて歩こう」を少し長めに歌ってみた。二番はインスト。アンコールは2回! 今夜も、サウンドチェック終了後あたりから雪がちらつき始める。そうそう、本番前の着替え時、ピーターが近くにいたのですが、僕のタイツ姿を見て、「オ~、セクシー!」と口をあんぐり(笑)。僕も、つかさず、「新しい世界がひらけるかも分からないから、今からでも遅くないよ」と誘惑しておきました(笑)。

ライヴ終了後、ホテルのバーで乾杯と思いきや、閉まっていたので、徒歩で近くのパブへ向かう。そこで、お互いに長かったツアーの労をねぎらいながら談笑となりました。また、ここでも食事にありつけませんでしたが、塩辛いパンと、長~いサラミ(30cmくらい!)をツマミでいただきました。

ホテルへ戻り、明日の帰国にそなえて、スーツケースのパッキングをする。今回は重量オーバーを最低限にするため、別のバックパックに5kgくらいはつめ込みました。

「あ~、明日は日本かぁ」と、想いを寄せながら眠りにつく・・・

11月24日(月)】帰国当日。7:40起床。今朝は、すっかり雪も解けて、天気の心配はなさそう。さっそく朝食へ。その後、フランクフルト空港へ向け9:00に出発。天気はくもりだったけど、途中、青空が見えた。が、空港近辺はくもり。まぁ、これだったら欠航ということはないだろう、と、ひと安心。道路が空いていたせいか、予定より早く10:40頃に到着。ピーター、彼の奥さま、インゴーと別れの挨拶を交わす。いつもそうだけど、この時って、妙な気分になる。再会を誓った後、ひとり、ターミナル・ビルの中へ。が、着いたところがすでにレベル2とは知らず、つかの間、上へ下へと行ったり来たりで方向音痴病が出る(笑)。カウンターの数が多くてどこへ行っていいのか分からなかったので、案内所で聞くことに。で、指示された番号のところへ行って、無事、チェックイン。予想通り、重量オーバーは6kgでした。それでも、約24,000円の出費・・・痛~い! 

飛行機はすこし遅れて14:05にテークオフ。関西空港まで10時間45分くらいらしい。行きより1時間以上短いのが助かる。行きと返りとでは気分が違う。返りは、勝手知ったる場所へ向かうのだから、気分は軽い。そのせいか、時間が過ぎるのも早く感じた。機内では映画を2本見た。Get SmartとMeet Dave。どちらもコメディーですが、面白かった~! あと、機内では日本の新聞と雑誌をむさぼるように読みました。 

日本時間、午前8:50、関空到着。11月25日(火)。快晴! なんか、すごく歓迎されてる気分になる(笑)。不思議なもので、一歩、日本に踏み入れただけなのに、瞬時にシーンも変わるし、気分も変わる。見慣れた風景にひと安心。JRで人身事故があって、電車が止まっていたけど、気にならなかった。無事に戻ってこれたのだから! この日の日記の最後には、

「日本に戻れて幸せ!」

と、大きく書いてある。

完 

***

このツアー記にお付き合いいただき、ありがとうございました! 毎日、これを書きながら、もう一度ドイツ各地を旅した気分になれましたし、様々な思い出がよみがえってきました。

さて、次はどこへ行くのでしょうか・・・